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zm｢今回はそう簡単に寝かせへんで？｣
普通に聞けばキュンとくるのだろうか。
いや、そんなわけないか。
こいつは何をしてきたかと言うと、失いかけていた左腕の感覚を無理やり戻すかのように、左手の指を斧で切り落としたのだった。
２、３本ほど一気に持っていかれて、いやでも意識と感覚が戻ってきた。
A｢い゛た゛い゛ぃ゛、、あ゛う゛、、。｣
zm｢くはは、痛そーやなぁ。かわいそーやなぁ。｣
sha｢はよ言うてくれたらええねん、でっと、！｣
A｢う゛あ゛っ？！｣
皮膚のちぎれる音と、床に何かが落ちた音。
そして、左側から襲いかかる猛烈な痛み。
切り落とされた。
左腕を。
zm｢おー。意外と綺麗に切れるもんやな。｣
sha｢それな。刃こぼれえぐいから無理やと思ってたわ。｣
こいつらは拷問のことになるとほんとに頭が逝ってる。
いや、裏切り者に対してか。
刃こぼれなんて分かってただろうに。
試すとかそんなんじゃない。
ただただ痛めつけるためだけに持ってきたのだろう。
A｢は ぁ゛、、う゛、、。｣
sha｢まだ言わんのー？｣
zm｢ええやん。今まで見てきたヤツらの中で1番しぶとくて、やりがいがあるやん。｣
sha｢まぁそれはそう。｣
立ち話にいらない花を咲かせる2人の元に誰かがやってきた。
em｢あの、それ以上はやめておけ、とグルッペンさんからです。｣
エーミールだった。
意外な人物の登場に2人も驚いていた。
確か、エーミールはこういうのが苦手だから拷問には直接関わっていなかった。
うちのだってそうだ。
エーミールにされたことは1度もない。
zm｢え、エミさん。ここ来て大丈夫なん？｣
em｢いや、あの、何回もインカムで連絡しましたよ、、。｣
sha｢わ、ほんまや、、。すまんなエミさん。｣
em｢いえ、。｣
ふと目を向けるとエーミールと目が合った。
その時の表情は悲しそうで、どこか同情の色が見える、そんな様子だった。
すると、酷い血と腐敗した人間の臭いに気分が悪くなったのか、エーミールは一気に顔を青くして地下牢を出ていった。
zm｢ちぇ。こっからがおもろいのに。｣
sha｢しゃーないやん。ほんまやったらもっと早くに止めとかなあかんかってんから。｣
zm｢あーあ。つまんなー。｣
そんなことを言いながら2人はうちに見向きもせずにエーミールの後を追いかけて行った。
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れぬ - まじでこの作品大好きです…!! (2月13日 18時) (
レス) @page43 id: 0a59a20f0d (このIDを非表示/違反報告)
ずみ - わあああ！！！更新！！！更新来たーーー！！！！！！！きゃーーーー！！！𝑩𝑰𝑮𝑳𝑶𝑽𝑬────────── (2月13日 2時) (レス) id: 7407db3b93 (このIDを非表示/違反報告)
鯛焼き - 次こそは、次こそはってどんどん見てしまう、、、 (1月18日 19時) (レス) @page33 id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
天然記念ゴミ(プロフ) - なんか結構だいぶ超好きだわ (1月17日 10時) (レス) id: bde2ec8f8b (このIDを非表示/違反報告)
桜華(プロフ) - 多分、ループの終わりは国が滅亡しなかったら、、な気がしてます。ただ、ループの終わりに彼らの中にどんな記憶が残って、ループの終わりに主人公が彼らを信じていられるのかは、、、、わからないですね、、、。 (1月12日 20時) (レス) @page27 id: c71ab18fe4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おーるんご。 | 作成日時：2023年12月29日 23時
