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爆破が起こったことで舵を取っていた者がやられたのかか、船が大きく揺れた
『銀時！』
『おう』
双子は、その男が何が好きなのかよく知っていました
だからこそこの窮地はこの者しか救えない、そう思いました
『イタタタタ！！！何じゃー！！』
銀時は坂本の髪を掴むと思い引きずり操舵室へと走り出す
Aもそれに並んで走った
『誰じゃー！？ワシをどこに連れて行くがか？』
『あんた確か船大好きだったよね！？』
『なら操縦くらいできるだろ！！』
『なんじゃ？
おんしゃらなんでそげなこと知っちょうか？
あり？どっかで見た……』
頭を掴まれる坂本は双子の顔を見ると、ハッとした顔をした
『おおおおお！！金時にAじゃなかか！！
おんしゃらなぜこんな所におるかァ！？
久しぶりじゃのー金時！A！
珍しいとこで会うたもんじゃ！こりゃめでたい！
酒じゃー！酒を用意せい！』
ダゴンッ
銀時は一切のためらいなく壁に坂本の顔面を勢いよく叩きつける
見るからに、とても痛そうだ
『銀時だろーがよォ、銀時！
なんでAはAって呼ぶくせして俺は金時なんだよ毎度毎度』
そうしてたどり着いた操舵室
『あれ？何か踏んだがか？』
『オイ早くしろ！！』
『時間ないのわかんないの！？』
『んーあちこちで誘爆が起きちゅー。
船に爆弾仕掛けるなんぞどーかしとーど』
テロリストなのだから、やはりどうかしてるヤツらに決まっている
しかしそう言ってカタカタと弄り始める坂本を見て双子は少しだけ安心した様子を見せた
あいつみ任せればどうにかなると、思ったのだろう
『銀さん！Aさん！
ヤバいですよ、みんな念仏唱えだしてます』
『あー、心配いらないよ。あいつに任しとけば』
『あいつ、俺らの昔なじみでな。
頭はカラだが無類の船好き。
銀河を股にかけて飛び回ってるやつだ…。
坂本辰馬にとっちゃ船動かすなんざ自分の手足動かすようなモンよ』
ここに坂本が居合わせたのが不幸中の幸いだろう
『…よーし、準備万端じゃ。行くぜよ！！』
『ホントだ頭カラだ…』
坂本はそこで伸びてる船員の足を両手に持っていた
とりあえず双子は反射的に坂本をぶん殴る
『おーいもう一発いくか？』
『アッハッハッハッハッ！
こんなデカい船動かすん初めてじゃき、勝手がわからんち』
『それを早く言えよ！！相変わらずバカ！』
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江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗さま！毎度ながらありがとうございます！頑張りやす！！！ (2020年7月3日 18時) (
レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！続編で来ましたので行ってらっしゃい！ (2020年7月3日 18時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
氷麗 - 今回も、面白かったです！！体に気を付けて、無理せず頑張って下さいね！！！いつも楽しみにしていますよ！！！！！ (2020年6月29日 21時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
みるく - あぁ、、好き……ずっと楽しみに待ってます！！ (2020年6月26日 0時) (レス) id: b976b329cf (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗様、いつもコメントありがとうございます！ゆっくりですけど頑張りますね！ (2020年6月24日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2020年5月8日 12時
