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星海坊主は二人のハラが読めない、神楽を突き放しておきながらなんでここに来てここまでやるのかと聞いた
けれど、そんなことはこの双子にだって分からないのだ



『俺がききてーくらいだよ。
Aなんで俺らここ来たんだ？』

『そっくりそのまま聞いていい？
なんで私らここに来た？』

『いやそれ先に聞いたの俺。
何そのエンドレスになるしかない質問返し』

『お前ら…』

『ま、安心しなァ。
あんなうるせーガキ連れ戻そうなんてハラはねー』

『もちろん死ぬつもりもないけど』

『『…だが』』



双子ははっきりと言った



『『あいつを死なせるつもりもねーよ』』

『…クク、面白ェ。面白ェよお前ら。
神楽をが気に入るのもわかった気がする。
だがてめーら腕一本で何ができるよ？』

『人のこと言えないでしょ』

『アンタも一本だろ』

『いやいや』



ゆらりと、えいりあんが出てきて三人は躊躇いなく突っ込む



『『『合わせりゃ三本だ』』』



三人の攻撃で露となったのはえいりあんの核の部分
その核は神楽を呑み込んでしまい、星海坊主によれば神楽を取り込んだこの核を攻撃してえいりあんを殺せば、神楽も共に死んでしまう

政府はそれを知りながら、小娘ひとりの命と江戸の大勢の命をかけるなら小娘ひとりの命を奪うことを選ぶ
だから、ならば星海坊主も娘と共にここで死ぬことを選んだ
その選択には銀時とAもため息をつくしかなかった



『これだからよォ、世の中の親父は娘に煙たがられちまうのかねェ』

『私だったら死んでも一緒に死にたくないわ』



銀時は、5分だけ時間を稼げと言った



『俺らを信じろのは言わねェ、だが。
神楽(あいつ)のことは信じてやってくれよ』

『エッ私も！？』

『旅は道連れってなぁAちゃあん』

『こんのクソ兄貴ィィィィィィ！！！！！』



そして双子は、核に呑み込まれた



右も左も、上も下も分からない真っ暗な空間に双子はたどり着きそこで眠る神楽を見つけました



『神楽、起きろ』

『神楽〜』



二人は呼びかけました

Aたちは、神楽がこんなえいりあんなんかに負けないということを、誰よりも知っていました

彼女と一緒に暮らして、喧嘩をして、知ったその怪力とアホな性格を



『ほーら、酢昆布食べちゃうぞ〜』

『あ〜美味しいな〜この酢昆布。
家にあった酢昆布全部食っちゃおっか〜』



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江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗さま！毎度ながらありがとうございます！頑張りやす！！！ (2020年7月3日 18時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
 江(プロフ) - みるくさん» ありがとうございます！続編で来ましたので行ってらっしゃい！ (2020年7月3日 18時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
 氷麗 - 今回も、面白かったです！！体に気を付けて、無理せず頑張って下さいね！！！いつも楽しみにしていますよ！！！！！ (2020年6月29日 21時) (レス) id: 0b4aa008b9 (このIDを非表示/違反報告)
 みるく - あぁ、、好き……ずっと楽しみに待ってます！！ (2020年6月26日 0時) (レス) id: b976b329cf (このIDを非表示/違反報告)
 江(プロフ) - 氷麗さん» 氷麗様、いつもコメントありがとうございます！ゆっくりですけど頑張りますね！ (2020年6月24日 17時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)

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作者名：江 | 作成日時：2020年5月8日 12時

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