【鬼滅の刃】今日も返り討ちにあいました【我妻善逸】【完結】 (ページ7)

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贈ページ7

『ぜんいつぜんいつ！』

善逸「どうしたのー？今日はやけに元気だねえ」

『はい、これ』

善逸「金平糖(こんぺいとう)…？」

『そう、たまたま見つけたの』

善逸「僕にくれるの…？」

『他に誰がいるのっ！』

善逸「…ありがとう！」

そう言って、ふわりと笑ってくれる善逸。

また私の心を掴んでくる。

この顔を見れるのは、幼馴染である私だけの特権。

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炭治郎「善逸、それ！」

善逸「Aからもらったんだ！いいだろ〜」

炭治郎「そうか、無事渡せたのか…。よかった」

善逸「炭治郎、知ってたのか？」

炭治郎「ああ。いつもお世話になってる礼にって、ずっと贈り物に悩んでいたからな！」

善逸「え、でもたまたま見つけたって…」

『た、炭治郎！！なんで言ったの…！』

「「A！」」

善逸「A…、こちらこそ、いつもありがとう」

そう言って、綺麗に包装された何かを懐から出し、Aに渡した。

『ぜ、んいつ…これ』

善逸「その簪(かんざし)、綺麗でしょ？実はこの間、Aに似合うと思って買ったんだ。でも、なかなか渡す機会がなくて…」

『ありがとう…』

そう答えるAの頬は、いつもより紅かったとか。

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男性が女性に簪を贈る意味。

「あなたを守ります」

「死ぬまで寄添いながら生きていこう。」

等、主に意中の女性への愛情表現として使われる。