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ページ32

どこから噂が広がったのか、
昼間桜坂の妹が蝶屋敷にいると聞きつけた隊士がAの病室に駆け込む。

『あっあの……』

「俺、この前治療して頂いたものです!貴女のことがあれから忘れられないのです!」
「また会えて嬉しい!これ、お見舞いの品です!」

Aのベット横の机には沢山の贈り物が山積みになっている。
果物から髪留めなど種類が豊富だ。

「あと俺、君のこと好きになりました!!どうか俺とお付き合いを……」
「俺も!好きです!」

『(なんだか、煉獄さんの時の方が嬉しかった。ドキドキもした……。どうして?)』

Aは隊士達の告白は嬉しいと感じつつも、
どうしても煉獄の顔を思い出し、隊士達と煉獄を比べてしまっていた。


『ごめんなさい!!貴方達の気持ちにはお答えできません!!!』

朔太郎『そうだ!Aは煉獄さんの婚約者だぞ!』

『サクちゃん?!?え!婚約者じゃモゴ』

Aは突然の登場する朔太郎に驚きつつも煉獄の婚約者という立場を否定しようとすると朔太郎の手によって阻まれた。


「ひぃ!あの煉獄さんの婚約者……?!」

「手出したらタダじゃ置かなさそうだ……」

という隊士もいれば

「失恋したのは悲しいですが、煉獄さんの婚約者なら俺ら全力でまもります!」

という者もいた。
前者は煉獄と任務をする機会がないもので
後者は煉獄との任務をこなしたものだ。

朔太郎『よろしく頼む!Aに手を出したら、俺と煉獄さんが黙ってないぞ!』

「煉獄さんは怖いけど朔太郎はそんなに怖くないぞ?」

朔太郎「なっ!」

朔太郎は実力はあるのだが、顔が可愛らしい童顔なので怖がられずこのように弄られてしまう。

『はは!サクちゃんここでもいじられてんの〜?』

朔太郎「ここでもってなんだ?!」

『家族にも弄られてんじゃん!くくっ待ってお腹痛い!あはは!』

朔太郎「笑うな!横腹痛いんだろ?!おい!」


蝶屋敷にはAと隊士の笑い声が響きわたり、
蝶屋敷にいる皆が少し表情が柔らかくなったとか。

自己嫌悪→←。



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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 恋愛 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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ミサト(プロフ) - 衣世さん» 衣世さん!コメントありがとうございます!面白いものが書けるよう精進します!これからも宜しくお願い致します! (2021年9月15日 15時) (レス) id: 5220df7bbc (このIDを非表示/違反報告)
衣世(プロフ) - はじめまして!楽しく拝見しています☆こっちまでドキドキしてしまいますo(^o^)o恋が実るといいですねっ♪続き楽しみにしてます! (2021年9月15日 12時) (レス) id: 1ea4fe96cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たちばな。 | 作成日時:2021年9月13日 20時

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