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「すまない!俺の声で驚かせてしまったのだろうか!」
『……!はい!驚きました!!!何処からその声が出るのですか!!!!』
「腹の中だ!!腹式呼吸をいしきしている!!」
『意識しすぎでしょ?!』


私の声は女学生の中でも大きく先生によく注意をされていた。
その私でも声が掻き消されるんじゃないかと思うくらい迫力のある声だ。

「む!血を流しているじゃないか!」
えみ「Aちゃん大丈夫?」
「えみさんの知り合いか?!」
えみ「はい!そこの桜の宿の子です。」
「うむ!送っていこう!」

『だっ大丈夫です!ってきゃっ!』

炎の様な大きな声の男性は私を無視して抱き上げる。
これが小説でみる姫抱き、なのだろうか。
嬉しい、よりかは恥ずかしさが勝つ。

「Aちゃん!姫抱きされてどうしたんだ?!」
「桜坂のお嬢ちゃんも春が来たか……」

『ちがいます!!!!!!!』

恥ずかしさのあまり正面を見ると
男の人の顔が近い。
よく見てみると鼻がツンと高く、目もキリッとしていてかっこいい……と思ってしまった。
よく見てみると見慣れた隊服を着ている。
鬼殺隊の方……なのだろうか。

男の人の後ろをえみちゃんが私の自転車をおしてくれている。
『えみちゃん、ごめんね。お店大丈夫?』
えみ「大丈夫よ!お父様に言ってあるわ!それよりAちゃん大丈夫?」
『うん、大丈夫!』

そう言っているうちに私の家についた。
えみちゃんが自転車をいつもの場所に置いてくれ、玄関の扉を開けてくれる。

「ごめん!誰かいるだろうか?!」
先程の腹式呼吸の声が近くで聞こえて思わず耳を塞いでしまう。

朔太郎「はーいって、煉獄さん?!」

煉獄「む!桜坂少年!ここが実家だったのか!!」

朔太郎「はいってA!何やってるんだ!煉獄さん、ご迷惑をお掛けしました。」

煉獄「俺が悪いんだ!詫びる必要は無い!」


どうやらサクちゃんの知り合いらしい。
やはり、鬼殺隊の方だった。

━━━━━━━━━━━━━━━
すみちゃん(18)
甘味処の看板娘

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設定タグ:煉獄杏寿郎 , 恋愛 , 鬼滅の刃   
作品ジャンル:恋愛
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ミサト(プロフ) - 衣世さん» 衣世さん!コメントありがとうございます!面白いものが書けるよう精進します!これからも宜しくお願い致します! (2021年9月15日 15時) (レス) id: 5220df7bbc (このIDを非表示/違反報告)
衣世(プロフ) - はじめまして!楽しく拝見しています☆こっちまでドキドキしてしまいますo(^o^)o恋が実るといいですねっ♪続き楽しみにしてます! (2021年9月15日 12時) (レス) id: 1ea4fe96cf (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:たちばな。 | 作成日時:2021年9月13日 20時

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