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私の家に着く頃にはえみちゃんの甘味処は閉まっていた。
そのため、家まで煉獄さんは送ってくれた。
当たりはもう暗くなり街灯が灯っている。
『煉獄さん。どうもありがとうございます。』
煉獄「かまわん。丁度今晩はこの辺りで任務だったからな。」
『そうでしたか!任務、お気をつけて!』
と振り返った時、煉獄さんに着物の袖を掴まれる。
『どうされました?』
煉獄「また……また!あのすいーとぽてとをたべたい!一緒にあの店に行かないか!」
『はい!私すいーとぽてと気になっていたのです!行きましょう!』
すると煉獄さんはいつもつり上がった眉毛を下げて
優しく笑ってくれた。
煉獄「ありがとう。また、な。」
と着物の袖をそっと離した。
なんだかあの笑顔を見てあのような笑顔ができるお方だったのかと拍子抜けしてしまった。(失礼)
煉獄さんの背中を見送った後、
自転車を家の軒下に停める。
『ただいまかえりました〜』
編上げのブーツを脱いでいると可愛い双子の声が聞こえる。
寧々「おかえりなさい!なんだか遅くなかった?」
ハル「あとなんだかAねぇ血の匂いがするわ。」
『今日はね、蝶屋敷で軽傷の隊士さんの治療をさせていただいたの!だからかしら?』
ハル「そうゆうことかぁ〜。」
寧々「すごい!私もはよう蝶屋敷行ってみたいです!」
『寧々が15になったらお父様も考えてくれるよきっと!』
寧々「ホントですか?!はやく15歳になりたいです!」
確かに私もこの歳は早く大人になりたいとばかり思っていた。
大人になればなにか変わるんじゃないかって。
でも、ただ考えずに15歳となり、結婚できる年齢になったとしても何も変わらない。
『寧々とハルはゆっくりどんな大人になりたいか、どんな人と添い遂げたいのか考えながら過ごすんだぞ〜!じゃないと、Aねぇみたいになっちゃうからね!』
寧々「確かに、その歳で好いている人がいないのはお父様、お母様心配されてましたよ!」
ハル「Aねぇに旦那様ができるの想像もできないよォ。」
『うっ……。』
自覚しているが
末っ子にそう言われるのはきついものがある。
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2021.9.23
遅くなりましたが、お気に入り62人ありがとうございます😭
とても嬉しいです🥳🥳🥳
スローペースですが、更新頑張りますのでよろしくお願いいたします!
もしよかったら、お星様、コメント、アドバイスよろしくお願いいたします!
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ミサト(プロフ) - 衣世さん» 衣世さん!コメントありがとうございます!面白いものが書けるよう精進します!これからも宜しくお願い致します! (2021年9月15日 15時) (レス) id: 5220df7bbc (このIDを非表示/違反報告)
衣世(プロフ) - はじめまして!楽しく拝見しています☆こっちまでドキドキしてしまいますo(^o^)o恋が実るといいですねっ♪続き楽しみにしてます! (2021年9月15日 12時) (レス) id: 1ea4fe96cf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たちばな。 | 作成日時:2021年9月13日 20時