学園潜入調査書【刀剣女子】 (ページ2)

今日:8 hit、昨日:0 hit、合計:3,103 hit

二話ページ2

こんのすけ「審神者さまあっ！！！！！！やっと刀剣男士の居場所がつかめました！！！！！」

審神者は驚いたがどこかホッとした表情でこんのすけを見た。

審神者「どこにいるの？」

こんのすけ「2018年の東京にある百華学園にいます！

刀剣男士がそこに通っているのがつかめました。が、刀剣としての記憶などがどうなっているかはつかめていません.......」

審神者「いいよ、こんのすけ。頑張ったとおもうよ。」

こんのすけは涙ぐみながら審神者の腕の中に飛びつく。

審神者「ま、これからもっと頑張ってもらうけど」

こんのすけは審神者の腕の中からどいて、真顔になってしまった。

審神者「貴方達、やることはただ一つ。わかるでしょ」

審神者は3振の刀剣に言い放つ。

三笠「もちろんであります。
早急に百華学園とやらに調査へ行く支度をしてくるのであります」

姫鶴「じゃ、私も支度して来るわ」

すると菊一文字はハッとした顔で姫鶴一文字をみる。

菊「姉貴の支度は私がやるから大丈夫だ！！」

姫鶴「なんで？一人で出来るわよー」

菊「絶対に嫌な予感しかしない。
百華学園への調査の支度に何か変なものを持って行くのだろう？」

姫鶴は目を少しそらしながら言う。

姫鶴「そんなこと無いわよ」

2018年という時代は

彼女たちにとってあまり馴染みの無い時代だから緊張感があるのかと

審神者は思ったが彼女たちは相変わらずマイペースを貫いている。

だがいつも騒がしかった広い本丸が

静かで活気のなくなった本丸を見て彼女たちはどこか悲しそうな表情を見せ、審神者の前から消え失せた。

審神者「彼女たちもあんな表情するんだね。

で、こんのすけ。

百華学園は私の出身校なのだけれど、あの莫大な授業費と彼女たちのその時代にあった服を買うお金はいくらもらえるわけ？」

こんのすけはごくっと唾を飲み込む。

こんのすけ「全国の審神者様から援助金をもらいました。その金額は約＊億円です」

審神者「ファァァァァァァァwwwwww

全国の審神者金持ちすぎでしょwwwそんなにもらっちゃっていいのwww」

こんのすけ「そのお金は援助金なので使いきっても構いません。

刀剣男士が全て行方不明になるというのは一大事なのでこれほどの援助金がもらえました。

そんなことより早く支度をして下さい！」

審神者「はいはい、わかってるよ」

そう言って審神者は支度を始めた。