私を欲しがる彼は敵

敵18 ページ22

玲said





探偵社の前についた時走りすぎて息を整えていた私の目の前に人が止まった………



おそるおそる顔を上げると…







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敦くんだった、、


敦｢玲……ちゃん……！？！？今までどこに行ってたんですか！！！心配したんですからね！？｣


玲｢敦くん……よかった………私、、戻ってきたんだ………｣



敦くんに会えて嬉しいはずなのになぜだか涙がでてきた、、





敦｢怖かったですよね……もう大丈夫ですよ！！｣


敦くんはそう笑って私を探偵社まで連れて行ってくれた






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敦said




玲ちゃんが居なくなって数週間……


僕達探偵社は魂が抜けたようにおかしくなった


乱歩さんでも見つけられなかった玲ちゃんの居場所。





国木田さんは理想が逆になっていたし


太宰さんは入水することが多くなったし


鏡花ちゃんはずっと座ってじっとしていた


谷崎くんは…解体されてた………



他のみんなもいつもと違った



今は乱歩さんに頼まれてラムネを買って帰るところだけど……



玲ちゃんに似た髪色の女の子が息を整えていた。


僕は彼女の前で止まった。




それは、、玲ちゃんだった、、危うくラムネを落とすところだったけど耐えた。





でも今はそんなことどうでもよかった、、、


僕はすぐに探偵社に入れてあげた





みんな信じられない、というような顔をしていたがすぐに玲ちゃんに近づいて涙を流した

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