オオカミ少年（ジェシー/田中樹） ページ11
.
オオカミ少年、歌うま外国人のコーナーにて。
ジェシーside
歌うま外国人、ここまで樹と俺で三戦三勝。
最後の4人目は、イタリア人のマリアちゃんって子らしい。
曲目は、俺たちのデビュー曲の『Imitation Rain 』。
ギターの音に合わせてリズムをとって、いざ歌い始め。
少しだけ低音がハスキーで、なのにまろやかな高音。
音域が広いはずの曲なのに聴いてて全然イヤじゃないし、むしろもっと聴いてたい。
てか、そんなことよりも…。
「ねぇ、樹。これキーめっちゃ上げてない？」
田中「だよな？めっちゃ音高ぇよな？」
樹と話してると、間奏のパートで司会の日比アナウンサーからは「なんと脅威のキー4上げです！」の声が。
ここから落ちサビ前の大我のソロなんだけど、いけるの？ってじっと見てれば、なんてことなく歌い上げる。
マリアちゃん、表情とか動きはめっちゃ歌ってる感じあるけど、喉があんまり動いてない感じだし、これパクだな。
「これパクだね。
てかさ、樹、俺気づいちゃったんだけど言っていい？」
田中「俺も口パクだと思うわ。
てか、多分俺もジェシーとおんなじこと考えてる気がすんだけど。
…これ歌ってんのAちゃんだよね？」
小声で耳打ちする樹に、やっぱり？って笑えば、俺が間違える訳ねぇもん！ってドヤ顔。
Aちゃんの声フェチといえば北斗の専売特許だったけど、今やグループぐるみでAちゃんに関するものだったら香りだろうが声だろうがわかっちゃうって言うやばい集団になりつつある俺たち。
まぁ、それだけ憧れの手が届かないような存在でもあり、喉体が出るほど欲しい存在でもあり…って感じなんだけど。
何にも動いてないのなんてのんびりやの高地くらいのもんで、みんな水面下で探り探り、お互いの動向を伺いながら一歩抜け出すタイミングを見計らってるって感じ。
浜田「はい、チームSixTONESは口パク？」
「はい！絶対パクですね。」
田中「しかも、歌ってる人もわかっちゃいました。」
→
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1045人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
侑夏(プロフ) - あ！完結してた！ずっと読ませて頂いてて最近は忙しくて見る事が出来てなかったんですけど、完結してて凄く嬉しかったって言うのと同時に。臣さんとくっついて欲しかったなって言う欲望！でも、完結おめでとうございますm(*_ _)m (2022年2月26日 2時) (
レス) id: c01e91e4d2 (このIDを非表示/違反報告)
まあ(プロフ) - 初めまして。いつも小説楽しく読ませていただいてます。まるちゃん様の書かれる小説大好きです。今後も応援しています。 (2022年1月17日 18時) (レス) id: 3e61ba1c8b (このIDを非表示/違反報告)
ももちゃん(プロフ) - まるちゃんさん、初めまして。ずっと読んでいたのですが、初めてコメントさせていただきます。何度も読み返していた作品で少し寂しくもありますが完結おめでとうございます！今後もひっそりと応援しています！ (2022年1月11日 10時) (レス) id: d9d310dca3 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - すみません（ ; ; ）『た』が入ってしまってました。。失礼いたしました(ノД`) (2021年12月29日 14時) (レス) id: 9f1c2fcc39 (このIDを非表示/違反報告)
ちゅん(プロフ) - たまるちゃん様お返事ありがとうございます！そうだったのですね（ ; ; ）悪意ある方も少数いたりしますもんね…｡ﾟ(ﾟ´ω`ﾟ)ﾟ｡了解しました！楽しみにお待ちしております♡♡♡ (2021年12月29日 14時) (レス) id: 9f1c2fcc39 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：まるちゃん
| 作成日時：2021年10月15日 21時
