新米正妃のひとりごと〖薬屋のひとりごと〗 (ページ20)

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瑞月にも話し、主上様の許可も降りたので

『漢大尉今宜しいでしょうか？』

羅漢『殿下、妃殿下…どうなさいましたか？』

『実は……』

羅漢『私の部下にも気を配ってくださり有難いです』

『いえいえ。あの3人の連携なら任せられるので』

羅漢『御意』

私は軍師を降りたが軍部相談役となり
彗を軍部総隊長、陸孫を副隊長……あと一人は

李白『妃殿下…今なんと……』

『李白の機転のきく所や細かく見ながら悟られずに片付けられる有能さにより、彗と陸孫を支える補佐官とする』

李白『御意』

月『麗華の判断は贔屓目なしに良いと俺も思ってる。
あと、若手の雨露と香霧とその指導役の鴻洞も昇格試験をと考えているが李白はその3人をどう思う』

李白『恐れながら…妃殿下の指導を受け継ぎ倒れる者はほぼ居なくなり各々の実力も格段に上がりました。
鴻洞は特に妃殿下の教えと下の教育と自身の実力はあたま1つ出てます。その指導を受け若手の中ではかなり力をつけた2人も試験に挑めるのであれば有難いです』

月『そうか、李白含めた3人の昇格決定の際にその者3人にも主上から伝えられるから伝えてくれ』

李白『御意……ひ、妃殿下!!』

『どうした？李白』

李白『色々と見て下さりありがとうございます｡あと少しで男としてのケジメがつけられます』

『そっか安心した。李白の力量は本当に贔屓目なしだからね。あと軍部のことお願いします』

李白『御意』