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A「もういいです!っていうか、私の事をそんなに調べて、しかも家まで来ることに何の意味があるんですか?」
?「俺の所属している組織の仲間がお前を気に入ったらしい。それでお前のことを知りたかったから調べた。それまでだ。」
気に入られたって・・・マジか。しかも怪しい組織の人にとか。嬉しくない!
A「因みに、どんな方何ですか?そのお仲間さんは。」
と質問すると、それは実際会ってみれば分かると言われ、早く出かける準備をしろと催促されたので急いで準備をした。
準備が出来たことを彼に伝えると、引きずられるようにして駐車場までつれていかれ、車に中に押し込まれた。
彼は運転を始めると、ハンドル片手にタバコを吸いす。片手運転は危ないと思い注意をすると、「チッ」と舌打ちをしながらも吸うのを止めてくれた。
移動中、まだ彼の名前を聞いていないことを思い出したため聞いてみると「ジン」とぶっきらぼうにだけどちゃんと答えてくれた。
その後は特にお互い話す事もなく沈黙が続いたが、最初に口を開いたのは以外にも彼で少し驚いた。
ジン「お前体力はあるか?」
A「えっ、体力ですか。まぁ、他の人たちに比べればある方だと自負してますが・・・、どうして?」
ジン「お前、今日ベルモットの着せ替え人形にされるぞ。覚悟しといた方がいいかもな。因みにベルモットは、さっき話した仲間だ。まぁ、俺はあいつのこと信用はしてないけどな。」
そうこうしている内に目的地に着いたらしい。彼は私より先に車を降りて、助手席のドアを開けてくれた。
A「紳士的な行動もできるんですね♪」
普通に結構失礼なことをナチュラルに言ってしまった!アハハ。まあいいか。彼は失礼なことを言われたって気づいてないようだし。
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箱 - ステキな作品を書いてくれてありがとうございます (2023年4月17日 21時) (レス) id: e97eef8072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ユウナン | 作成日時:2018年10月26日 23時