8話 ページ8
「あと、髪の毛乾かしてから寝てくださいね？
髪の毛にも良くないし、メイクさんが朝から大変なおもいするんですから、プラス風邪、引きますよ？」
JM「Aー俺のこと心配してくれてんのーー？」
「ふざけるのもいい加減にしてください」
JM「ふざけてないよー聞いただけじゃん…」
「全く…」
別に深い意味はない、ただ本能的にほっとけない性格もあってか、気づいたらほったらかしにしてあったドライヤーに手を取っていた…
「ほら、髪の毛乾かしますよ？」
JM「・・・」
「ほら！早くしてください！」
そっと彼の髪の毛に触れる、思ったより硬くて
思ったよりしっかり濡れていた…
JM「ふふっAは積極的だね？」
「はい？」
JM「うーうんなんでもないよ」
「はい、乾きましたよ」
JM「ありがとーA」
「あと、こんなところにドライヤー置くのもやめたほがいいですよ？」
JM「自分で乾かす予定だったんだもん」
「はいはい、では明日もよろしくお願いしますね？」
JM「もー帰んの？」
「はい？帰りますよ！これからまだ明日の資料もまとめるんですから。」
JM「うわー大変だー」
「一回黙ってもらえます？」
JM「うわーこわーぃ」
「では、」
もうさっさと帰ろ、この人と相手してたら話が終わらないし、時間がいくらあっても足りない気がする
ドアのノブに手おかける時だった…
チュっ
急に腕を引かれ頭に柔らかな感触を感じた
JM「Aおやすみ」
びっくりしてなにが起こったのかよくわからないまま
気づいたらドアはしまっていた…
・
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また、これだ…
ギュと胸が高鳴る…
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・
「おやすみ…なさい…」
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作者名：SSS | 作成日時：2019年7月13日 12時
