47話 ページ47
恐る恐る…前へ前へいく…
そのたんびに、高鳴る鼓動…
あの時から、会えなくなって、でも、それでよかったって思ったのに
仕事のためにも会わない方がいいのに
もう深く考えないと決めたのに…
「あっ…」
そうして見つけてしまった…たくさんの人の向こうにあなたがいることを
楽しそうに笑いながら、いろんな人と話している…
でも、その横には……ソナさんがいた…
いつもと違って、ソナさんは凄く…綺麗だった…。
そして急に、足が止まる。
もうこれ以上は進めない…
進んでも意味がない…
今の自分には到底あの輪に入ることなんてできない…
かといってこれを逃したら…
もう…あなたを見つけることもできない…
だからそう…どっちにしたって、、結局…何も
‼‼‼
その時…ジミンさんと目がバッチリ会ってしまった…。
ドックン……__。
その瞬間逃げるように早歩きでその場から離れた
どうしよう、どうしよう、!!!
どんどん気持ちは焦るばかり…
私…ずっと見つめてたみたいに…なって…
どうしよう…変に思われたら…どうし…
「きゃっ!!」
ビシャッ///
「!!!すっすいません!!!大丈夫ですか!あっふっふく…」
よそ見をしていたせいで、前から来る人にぶつかってしまい、そのせいで赤ワインを相手の服につけてしまった…
慌てて自分のオペラグロープを外して拭く…
そんなことをしても赤ワインのシミは取れそうもない…
ウヒョク「たくーどこ見て歩いてんだね君はーー俺の大事な酒をーー」
「すいません!本当にすいません!あっあのちゃんと弁償しますので……」
ウヒョク「ん?君はー見かけない顔だね?」
「えっ?あっえーと、最近入ってきたものでして…」
ウヒョク「何年目だい?」
「十ヶ月…ほっほどです!」
ウヒョク「おおおお!やはりそうかーさっこの機会にせかくだ…!わしと一緒に飲もうじゃないか!」
「えっ?あっはっはい!ぜひ!!」
そう言ってお酒がたくさん並んでいるテーブルへと連れられる…
あまり得意ではないけど…多少なら…
それに、こんな私にせっかく誘ってくださったのだし…
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作者名:SSS | 作成日時:2019年7月13日 12時