38話 ページ38
YOU side
JM「なーA…なんかあった?」
今すぐにでも逃げたい…ありえないほど気持ちが焦って、他人に聞こえるんじゃないかってくらい…鼓動が鳴る。
「・・・」
JM「最近さ…なんか、へんだよ?Aらしくない…っていうか」
やめて…
JM「俺のこと避けてない?」
やめてください………
JM「俺が迷惑かけてるからだよね…ごめん、本当にごめん、めんどくさいとか思ってたら…本当に…」
違う……違う…んです…
JM「これからは、本当に気をつける!だからさ…その〜そんな避けたり?しないでよ〜」
違うんですって……私が…
JM「A………?」
私が……
そのまま、何も言うことができなくて、俯いていると...
JM「……A、熱でもあるんじゃない?」
そう言って、彼の手が額に触れる…
ドックン…………っっ
JM「顔赤い …」
それ以上…
近づかないでください……………
気づいたら、無理矢理離れるように彼の手を押しのけていた…
JM「…あっごめんごめn…
「別に…しんどくなんかないので大丈夫です!!……あと、そういうが一番迷惑なんで…やめてください………。」
JM「……」
・
・
・
そうやって、またその場から逃げた。
自分でももうどうしたらいいかわからなくて…
目から溢れててきそうなものをこらえて…
ただ、無我夢中で自分の部屋まで走った…
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作者名:SSS | 作成日時:2019年7月13日 12時