30話 ページ30
部屋について、少し気持ちを整える……
まだ、胸の重みはとれそうもない……
はあーー…なんでだろ…疲れてんのかな……
そう思いながら、目に入るたくさんの資料………
「あーーそういえば、まだ途中だったんだ…もーー頑張らないと！！」
気づけば、時計の針は12時をさす…明日は朝が早いんだから、早く片付けてしまわないと！！
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数時間後、
「よし！終わった〜あーもーこんな時間！さっさお風呂浴びて寝よ！」
気づけば、胸の重たいものも感じなくなっていた…
やっぱり、疲れてんだな…私…最近結構忙しかったし、今日だって、何かと用事が入ってできなかったし……って今思えば、ジミンさんの部屋によってた時間が思ってたより、長すぎたせいだ！
もーーなんで早く帰んなかったんだろう……今日に限って全く……ジミンさんもジミンさんで、いっつもドア開けっぱなしにするし！！何回連絡いっても来ないし！！
髪を乾かしながら、ブツブツ文句を言っていると
ふと、小さな箱に目が留まった…
「・・・」
そういえば、、まだ開けてなかったんだっけ…
ドライヤーを止め、小さな箱を手に取る。
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TH「あーマネージャーさんやプロデューサーにメンバーみんなでお礼しよってなっててさー」
ソヌ「へへっありがとうジミナ！！」
JM「ヌナにはいつもお世話になりっぱなしですしねー」
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はぁ……バカみたい…
自分だけ、特別だなんて…勝手に思って、、、
普通に考えたらわかることなのに、何を調子に乗ってるんだろう？それより、中々受け取らなかった自分が一番腹立たしい………
あーーーもーーー自分のバカ！！！
そう思いながら、箱についているリボンをゆっくり解いて、蓋をあける…
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えっ……
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【じゃーAにこれを渡したかったって言ったら、受け取ってくれる？】
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きらめくように光る…クリムゾンレッドのピアス
どうして……
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あーあ…
また、胸の奥が重い…
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作者名：SSS | 作成日時：2019年7月13日 12時
