172.右膝 ページ23
その後アンとマーサが戻り4人で食堂へと向かった。
『(あれ？)アンさっきどこかに足ぶつけた？』
一瞬ビクッとしたように見えなくもないアン。しかし、流石は元公爵令嬢。顔には出さない。
ｱﾝ「実は…先程"部屋"で"人"とぶつかってしまいまして…その時に"膝"を軽く…」
rbr(アンさんの膝蹴かぁ〜相手さん、2人舐めとったんなら痛かったんやろなぁ〜)
『！え、(もしかして、家具とかにぶつけた？)…なら医務室に行ってきていいよ？ロボロさんもマーサもいるし』
ｱﾝ「!いえ！わたくしこう見えても丈夫なんですよ？」
ﾏｰｻ「ええ、それに。アンのお茶目は今に始まったことではないではありませんか」
ｱﾝ「あらマーサ。酷いですわ」
『ふふ、2人はやっぱり仲がいいよね。アン。無理はしたらダメだよ？』
ｱﾝ「はい。ありがとうございます」
そのまま食堂へ付き、きちんと夕食を食べた。その際皆にAが外に出る為の条件を報告し、お開きとなった。
寝る前に1度医務室に寄る。アンのこともあるが、Aの印の経過観察だ。
sn「うん、問題ないね。腕輪あっても印の魔力吸い取ってない」
『あの……前に軽く調節できるようになってるかもと言っていましたが…実は…今では腕輪に吸い取られる魔力量…かなりはっきり調節できるようになりました…言うの遅くなりました…すみません…』
sn「…うーん。まあ今回は素直にいつまでくれたからよし」
『(よ、よかった〜)』
sn「アンさんは本当に大丈夫？」
ｱﾝ「はい。先程確認致しましたが特に問題はありません」
『(何でこう、遠慮するの)…アン。やっぱり見てもらって。アン歩く時少し右足庇ってるでしょ』
3人は驚く。普通そこまではなかなか分からない。ましてやアンは腐っても元公爵令嬢だ。周りに弱みは見せないように訓練されてきた。それをこうもあっさりと見抜いたAに驚いた。
ﾏｰｻ「…アン」
ｱﾝ「…はい。それでは医務室に向かいます」
『？』
sn「いや、いいよどうせならここで見よう」
ｱﾝ「!?で、ですが」
『もしかして…ここって幹部専用の医務室？』
sn「そ、俺は医療部隊の怪我人の報告処理や、緊急患者、あとはまあ、時間に余裕があれば幹部区域の使用人も見てる」
『成程。だからいつも人に合わなかったし、しんぺい神さんは私に割く時間が多いんですね』
sn「そういう事。だから異人専属になった2人もわざわざ使用人区域行かなくていいよ。異人様の、Aの専属になったんだから、ね？」
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眼鏡が似合わない人 - とても面白いです！これからどうなっていくんでしょう？いいところで切れてしまってるので、続きが楽しみです。無理せず頑張ってください。 (10月11日 17時) (
レス) @page50 id: bf3237f3d7 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - めちゃ好きな物語です！続編楽しみにしてます！続編できるまで繰り返し読みます！ (9月9日 13時) (レス) id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はあもう好きすぎて無理 (8月26日 2時) (レス) @page50 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！むちゃくちゃ好きです… snpi神が布着けてなかった事を初めて布着けた場面の時に知ったバカですどうも(( 更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年3月5日 18時) (レス) @page40 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年12月11日 0時) (レス) @page36 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Zete | 作成日時：2022年2月7日 10時
