167.道のり ページ18
夕食の前にアンとマーサと共にロボロの元へ行くA。今日はようやく記念品を取りに行く日である
『(どうなったかなぁ〜)』
1ヶ月も待ったのだ流石に楽しみらしい。Aはあのスラムの子から買った蔓草の小物をある要望と共にロボロに渡していた
ｱﾝ「とても楽しみのようですね」
『うん。ようやくだからね』
ﾏｰｻ「ロボロ様ならきっとお望みどうりに作って下さっているはずです……共有区域に入ります。リマ様お足元にお気をつけください」
『うん！ありがとうマーサ』ﾆｺ
幹部区域から別の区域に行くためには1度共有区域を通らなくてはいけない。以前Aが幹部区域から出ようとした際、てっきり使用人区域だと思い込んでいた区域が実は共有区域だったことはココ最近のAの中で1番驚いたことだ
2つの区域案内時はどうやら幹部達がAに勘違いし続けてもらう為に、わざと本当の境目を言わなかったらしい。Aは誰かがいたら絶対に演技をする為色々バレる心配はないと考えたのだ
万が一幹部区域から抜け出せたとしても共有区域で満足して貰い、本当の各区域に行かせないようにしようという魂胆だ
ちなみに見学の際は、2つとも本当にその区域に行っていた為単純に、使用人区域と兵士区域って幹部区域よりかなり広いし、色々変わるし違うんだなぁ〜とAは思っていた
『(知った時はまじで辛かった。今まで頑張ってた苦労が水の泡に感じたし、しかもあの時もし知ってても倍進まなくちゃいけなかったってことだもん……私共有区域に入ることすら出来なかったのか…)』
『(あと、3人とも騙すの上手くない？確かに兵士区域と使用人区域は反対側だし、同じ共有区域でも使用人区域が近かったら使用人が多かったりして、人偏ってたけど……境目は幹部区域出てすぐだと思ってた……まって、そんな人達から詐欺師って言われてるチーノさんってどんだけ詐欺師なの？私簡単に騙されるって)』
そんなことを共有区域と使用人区域を歩きながら考え、たまに周りの人達に挨拶もしながら進んだA
ｱﾝ 「北棟におつきになりましたよ」
『あ、ありがとう』
ﾏｰｻ「ロボロ様は北棟の…」
rbr「あ、リマやん」
少し先から声が聞こえた為顔を2人から前に向ける
『あ、ロボロさん！お疲れ様です！』
タッタっとロボロの元に向かうA。後ろの2人は軽くカーテシーをし挨拶する
rbr「迎え行こうかと思ったんやけど、ちょうどやたっな」
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眼鏡が似合わない人 - とても面白いです！これからどうなっていくんでしょう？いいところで切れてしまってるので、続きが楽しみです。無理せず頑張ってください。 (10月11日 17時) (
レス) @page50 id: bf3237f3d7 (このIDを非表示/違反報告)
鈴 - めちゃ好きな物語です！続編楽しみにしてます！続編できるまで繰り返し読みます！ (9月9日 13時) (レス) id: f95f0b76ce (このIDを非表示/違反報告)
あまね(プロフ) - はあもう好きすぎて無理 (8月26日 2時) (レス) @page50 id: 2b125e9969 (このIDを非表示/違反報告)
にゃーちゃん - 初コメ失礼します！むちゃくちゃ好きです… snpi神が布着けてなかった事を初めて布着けた場面の時に知ったバカですどうも(( 更新頑張って下さい。楽しみにしてます！ (2023年3月5日 18時) (レス) @page40 id: fd6863f2a6 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (2022年12月11日 0時) (レス) @page36 id: b3496c9ef0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Zete | 作成日時：2022年2月7日 10時
