【d!】異世界人召喚の儀式Ⅱ (ページ32)

今日:4 hit、昨日:119 hit、合計:179,046 hit

81.新たな提案ページ32

.

ut(あ〜ホンマにあかん、ごめん皆)

Aはそそくさとグルッぺンの隣りへ行く。周りは現在三強である。鬱もその近くへ行き席へ座る。

gr「どうした、随分と機嫌がいいな」

『はい！とってもいいですね！』

ut(あ〜ごめん、)

Aとは正反対に項垂れる鬱に一同は困惑する。

『とりあえずお食事しながら話しましょう！』

gr「そ、そうだな」

・・・・・・

os「それで、今日は使用人区域見てきたんやって？どうやったん？」

シーン

あたりはAの返事をまつ、どうしてそんなに機嫌が良いのか気になるのだ。

Aが手を止め口を開く
『…どうやらここは随分と平民に対して手厳しいようですね』

低く冷たく言うAに周りは一斉に鬱へ視線を向ける。｢何があった｣と

普段からAはとても明るい。それはここ１ヶ月でよくわかった。不機嫌になることはあっても、怒ることはなく、誰かが傷ついたら悲しい顔をするような心優しい子であるのもわかった。何せ幹部区域の使用人が1度怪我をした際、咄嗟に駆け寄って1番に心配したのが原因で、幹部区域の使用人達と打ち解けたのだから。

Aは自分に対しての怒りはそうそう出さない。そのAが酷く怒っているということは、絶対に誰かが誰かに何かやらかしたのだ。

ut「いや、あんな…」

gr「早く話せ」

ut「う、…」

そこから鬱は先程の事を全て話す。もちろんこと細やかに。Aが省くのは許さないのだ、目でわかる絶対に全部言わないと許されない。

「「「「「「「はぁ〜」」」」」」」

『ﾓｸﾞﾓｸﾞ(美味し〜)』♪

gr(本当にやらかしてくれたな…)
tn(何やらかしてくれとるん…)

それぞれがそれぞれの事を思い、ため息を着く。何故ここまで「やらかしてくれた」と思うのかそれはすぐに分かる。

『と、言うことでグルッぺンさん、職場改善案を私は提示します』ﾆｺ

「「「「「「「はぁ〜」」」」」」」

十中八九こうなる事が予測されるからだ。頭がよく働く分様々な提案をしてくるだろうと。実際ある提案で書類仕事が前より楽になった。全体が慣れるまで苦労もしたが…

gr「･･･それで？その改善をしたら何か我々に得はあるのか？」

『』ﾆﾔ

(((((これは何かあるな)))))

『娯楽品の案を1つ提供しましょう。ちなみに誰でもできるので平民も貴族も遊べる娯楽品です』

「「「「「はぁ〜」」」」」

『』♪

石鹸とシャンプーが軌道に乗り始めた頃

次の品は？