【d!】異世界人召喚の儀式Ⅱ (ページ26)

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75.交渉Ⅱ ページ26

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そこからAは【石鹸】について作り方や材料も含めて話す。しかし、どうやこの世界ではそもそも光魔法で浄化が出来るらしい。

『あら、それでは石鹸はあまり意味がありませんね』

gr「そうだな、ならべ((『ですが、』･･･」

『それ、意外と難しい魔法なのでは？』

「「「「！？」」」」

os「なんでそう、思うん？」

『だって私ここの使用人と、街の人達が使ってるところ見た事ないですもん』

そもそもAの記憶には汚れが綺麗さっぱりない所を見たことがなかった。それに、そんな魔法があれば石鹸の話にそもそもくいつかない。加えて、使用人が城を掃除していた時は魔法など使わずに自力で行っていた。

gr「ｸｸｸ、よくわかったな」

『あ、正解でしたか？良かったです』

tn(本間に厄介な子貰ってきたなあ、うちの総統様は)

os「まあ、正解やね、ホンマにすごいわ。魔法自体が難しいわけではないんよ、初級なら練習すれば誰でも出来る。けど、魔力消費が他より大きいんよ」

『そうですねー(皆んな一応はできるんだ…)でしたら追加で【シャンプー】を付け加えましょうか』

「「「「！？」」」」

gr「(2つか)それはどんなものだ」

『同じく身を綺麗にするものですが、これは髪限定ですね。特に女性に人気になるものなので貴族に売れば大層な値段になるんじゃないですかね？』

gr「・・・良いだろう、交渉成立だ」

『ありがとうございます』

既にお昼過ぎになり一同は食堂へ移動した。その際幹部から質問攻めになったのは言うまでもない。

ﾊﾞﾀﾝ

『はぁ〜疲れた〜〜』

ｱﾝ「お疲れ様でした」

『流石に交渉はつかれるって…』

ﾏｰｻ「ですが、シャンプーとやらは興味がありますね」

『じゃあ、アンとマーサには1番に使ってもらおうかな』

ｱﾝ､ﾏｰｻ「！楽しみにしてますね！」

2人はとても嬉しそうだ。途中飲み物を届ける為に少し話を聞いていたのだ。流石女性、綺麗になることには余念が無い。

『はい！楽しみにしていてください！』

ﾏｰｻ「それではA様、ここからはテーブルマナーのお時間ですよ」ﾆｺ

『う、はい…』

Aはまだテーブルマナーが完璧ではない、覚えは以前よりも早くはなったがやはり本物と比べると差がある為Aの部屋では既にマナー講座が始まっている。

『(異世界でも学ぶことは多いいなぁ〜)』