【d!】異世界人召喚の儀式Ⅱ (ページ3)

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52.王都への道のりページ3

異世界生活8日目

我国には7日目で既に付き、現在馬車は王都へ向かっている。もう城が見えており正直身がすくみそうなAである。

『(まじで行くのか〜てかここからでも見えるって相当大きいのでは？)』

os「それにしてもリマちゃん本当に可愛くなっためう〜」

『(めう〜って…)』

いつの間にかオスマンの｢めう｣が解放された為Aは少し嬉しいようだ。

gr「リマが起きた時は見た目変わってて驚いたな」

sn「熱はもうやめて欲しいけど、確かに変わったよね」

『(嬉しいんですけどね…)』

gr「それに、少し小さくなったから余計幼く見えるな」

『･･･(そうなんだって、ただでさえこの世界では低い方なのに…)』

ht「グルッぺン(リマちゃん気にしてたのに)…でも可愛いのは事実だよ？」

『ありがとうございます』

原理は分からないがAは熱が治ってから肌はツルツル髪はサラサラ、しかも体も軽くなった。受験前よりも更に綺麗になっていた。しかし、

『(本当に良かったよ、そ、れ、は)』

『(なのに、何で……身長が10cmぐらい縮んでんのーーー！！10cmって大事なんだよ！？)』

そう、何故かAの身長は縮んでいた。その為周りからただ見ただけでは18歳よりも若く見える。

ちなみに気がついたのは6日目の朝、着替える為にベットから降りた時である。

『身長が縮んだのは残念です･･･』

os「そんなことないめう〜それに、選びがいがあっためう〜」

現在のAの格好はドレス姿である。加えて幹部4人も変装ではなくしっかしとした服に変わっている。

『まあ、第一印象は良い方がいいですから･･･あ、そうでした、先にお伝えしておきます』

「「「？」」」

『2人には伝えてあるのですが私我国の中でもなるべくララの状態でいようと思っているので合わせてくれると助かります。』

gr「ほう、何故だ？」

『この見た目で大人と対等にものを言い合えたら、周りからしてみれば違和感しかないと思ったので』

((((確かに))))

『もちろん皆さんだけの時は普通に話しますよ』

ht「･･･それって他の幹部の前では普通にはしないって事？」

『･･･もちろん他の幹部の方とも普通に話せたら良いなとは思います。ですが、結局は自分で確かめないと確信が得られませんから…すいません。』

gr(まあ、リマからしてみれば仕方がないか･･･)

gr「いや、それもそうだろう。承知した」

『ありがとうございます』

王都まで残りわずかである。