【d!】異世界人召喚の儀式Ⅱ (ページ18)

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67.恐ろしい子供ページ18

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少しだけ幹部とも話し場が和んだころある1人の男かAに問う。

ni「…もし、本当に俺たちがさっきの願い了承したらどうするつもりだったんだ…」

周りは静かになり視線がAに向けられる

『グルッぺンさん達のお仲間がそんなことするはずないでしょ？』

sho「俺たちを信じたってことっすか」

『多少なりとは』

ni「もしもの話」

em「確かに先程のは他の国でしたらやりかねませんものね」

「「「「・・・」」」」

皆、Aの返答を待っている。

『･････････』

『(ふむ……)』

『…(もし……相手が…殺し合いを見ることを…遊戯として楽しむ…人間のクズだったら？)』

ふつふつとAの中に怒りが湧いていき、笑顔がなくなっていく。相手の感情に敏感であるAはより深い感情移入をしだしている。

そしてAはさも当たり前かのようにこう言った

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『そんなの…どんな手を使っても辞めさせるに決まってるじゃないですか』

「「「「「「「！」」」」」」」

表情が変わったと思った途端。
さも当たり前のように言うAに一同は驚き、一瞬で空気が凍る。

【どんな手を使っても】その意味をはっきりと分かって言っているからだ。

zm「…せやけど、俺たちに1人で出来るん？」

確かに、いくら精神年齢がこちらの基準とは違っていても子供なのには変わらない。一同はゾムの言葉をもっとだと思った。そこから返されたAの言葉は

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『･･･(は？)』

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『なめるな』

「「「「「「「「「ｯ、、!」」」」」」」」」

はっきりとした言葉。身内をそこで殺されたのかと疑うほどの明らかな怒り、殺気とは別の何かが全身を走る。一同はAに身を引く。子供なのに、自分達の方が確実に上であるはずなのに…

『(やば、深く入りすぎた)』

ﾊﾟｯ！
『ま、でも確かに真っ向からは無理でしょうね〜』

一気に砕けた子供らしいAに張り詰めた空気が和らぎ少し楽になる。

『まあ、その場合私は演技し続けますから駄々でもこねましょうかね？』笑

(((((恐ろしい)))))

ここにいる全てのもの達がそう思った。そして、先程全身を駆け巡った何かの正体も理解する。

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【恐怖】だと