25.外 ページ26
「それではお気おつけてお帰り下さい」
「本日はお疲れ様でした。リマ様もお疲れ様でした」
『』ﾍﾟｺ
os「またの機会がありましたらよろしくお願いします」
「こちらこそ。それでは気をつけてお帰り下さい」
本来ならば、馬車が出発するまで見送るのだが、ここは異人を召喚する為だけの世界共通の会場である為、会場を出るまでがライ国の見送りになる。会場と会場の周りの敷地はどこの国も所持していない。ただし、会場だけは進行する国が次の儀式までに誰も入って来れないように結界をはる為ライ国は最後まで残らなくてはならないのだ。
見送られた我国の者達は会場周りの道を歩くるく。周りには綺麗な花や湖、所々屋敷のようなものもある。街に近いが街のように密集している訳では無い。会場の周りにある屋敷は各国の代表が泊まる為のものである。つまり、かなり広い土地が広がっているのだ。
ちなみに、もちろん道を歩いている間もAの体制は変わらない。今は我国の者達が泊まっていた屋敷に向かっている。
gr「終わったか」
os「まだ気は抜けないけどね」
ht「まあ、俺たち以外の国もういないだろうからある程度はいいけど、」
『あの、しんぺい神さん…』
sn「ん？」
『その、なぜ…』
sn「だって靴を履いてない子供を歩かせるはずないじゃん。」
「「「！？」」」
ht「え？靴履いてないの？」
os「全く気が付かんかったけど」
gr「なぜ言わなかった」
sn「はいはい、一気に詰めない」
『えっと、隠してるとかのつもりはなかったんですけど･･･スカート長いからですかね？』
そう、Aは決して意識的に隠していた訳では無い。つまり、無意識に相手に迷惑をかけないように気をつけていたのだ。
gr「はぁ、とりあえず服が先だな」
os「この後どのみち着替えるからちょうどいいね」
ht「それからご飯にしようか」
歩きながら話すと屋敷と馬車が見えてくる。
「「お疲れ様です！」」ﾋﾟｼ
？？「「お帰りなさいませ」」ﾍﾟｺﾘ
gr「準備はできたか？」
「はい、馬車の用意はできております」
？「こちらも荷物はまとめてあります」
os「それなら俺らは着替えよか」
ht「リマ様も1度屋敷へ入って身支度を済ませてもらいましょうか」ﾆｺ
『？(ん？済ませてもらう？)』ｺﾃﾝ
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 301人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ヤナ(プロフ) - 主人公の体重が重めなのめっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2022年2月27日 10時) (
レス) @page1 id: b7ef8c0433 (このIDを非表示/違反報告)
夏目宮(プロフ) - 個人的に第三話の「視界開放」が好き。 (2022年2月7日 8時) (レス) @page4 id: c1f3a10c7f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Zete | 作成日時：2021年8月22日 9時
