12、バレンタインの話 ページ14
「はい、これは野薔薇ちゃんの分。
こっちは悠仁くんね。」
袋に詰めたチョコレートを渡す。
少し歪な形になってしまったが、味は美味しいと思う。
五「僕のは？ねぇ」
虎「サンキュー！」
釘「手作り…だと…！？くそぅ、女子力…！」
悠仁くんは素直で気持ちがいいし、
野薔薇ちゃんは本当に面白いなぁ。
五「僕のは？ねぇ、僕のは？」
「あっ、恵くん！」
まだ渡してなかったっ。早く行こう。
五「僕のはァァァァァ！！！！？？？」
「うっうるさいなぁっ！？」
びっくりしたぁ…
「勿論ありますよ。」
少し意地悪をしただけだ。
先生にも渡す。
先生は私より舌が肥えているだろうから、手作りじゃなくてちょっといいやつ。デパートで買ってきたのだ。
五「いやほぉーい！」
先生は両手で持ってその場を高くジャンプする。
五「え」
だがピタリと止まった。どうかしたのだろうか。
「どうかしましたか…？」
もしや嫌いだったのかな、いや、甘いものは大好きなはずだ。
五「……手作りじゃない…」
「へ？」
なんて言った？
五「なんで僕だけッッッッ既製品なの！！！！？？？？」
そりゃ聞こえなかったけど、わざわざそんなら大きな声で言わなくても。
「そっちの方が良いと思って…」
五「なわけないでしょ！！！？？？」
「おっ、落ち着いてくださいっ。」
ま、まさか手作りがいいなんて…
五「…こうなったら…」
「ひゃっ！？」
急に体が宙に浮く。
お姫様抱っこ……！！？？
恥ずかしくて顔が熱くなる。
五「じゃ、食べてくる」
そう言ってほかの2人に目配せしたようで、2人は呆れていた。
「何を！？ねぇ何をですか！？
せんせ、せんせぇ〜〜！！？？」
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ぜろちゃん(プロフ) - ぱんさん» ちゃんと終わったかな？コメントありがとうございます！！ (2021年1月19日 22時) (
レス) id: 9d2a9636f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱん - あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ¨っ¨…!!宿題…あああああっ…!!初コメ失礼します！応援してます！今日日曜日6時43分！サ○エさんしてる時間ですね！宿題してません！思いださせてくれてありがとうございました！(白目)頑張ってください！応援してます！ (2021年1月17日 18時) (レス) id: f61a636746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろちゃん | 作成日時：2021年1月10日 19時
