9、二人で眠る話 ページ11
「っ………！」
夜中に目を覚ます。
ベットのシーツは汗で湿っている。
「……最悪。」
一人で呟いた。
楽しい夢は少ししたら忘れるのに、嫌な夢だけ頭にこびりつく。
耳鳴りがうるさい。
頭の中でキンキンと響く。
私、なんで生きてるんだろう。
私だけが、なんで生きてるんだろう。
「だめ、……いろいろ考えるから…。」
窓を開ける。空気を吸いたかったから。
じめじめした空気だけど、それでもよかった。
こんな時、誰かが笑わせてくれて、
横に眠ってくれて、朝まで離れないでいて欲しい、なんて思う。
「………五条せんせー、とか。」
五「呼んだ？」
「うっっっわぁぁぁあああああ！！！！？」
五「会えて嬉しいのはわかったけど、流石に近所迷惑だと思うよ。」
先生は冷静に話す。
びっくりした！びっくりした！
心臓出てきてない！？大丈夫！？
五「…なんで呼んだの？僕が恋しくなったの？」
「っはぁ、………」
五条先生は、もうわかっている様な気がする。
この人は、なんでも知ってるんじゃないかなって、たまに思う。
素直に言ったら、一緒に寝てくれるのかな……
「別に！寂しくなっただけなんで！」
うわぁぁ！！言えなかった！！
最悪！もうほんとに嫌い！ばかばか！！
五「寂しくなって、僕の名前を呼んだと。」
「それは………」
五「嬉しーい♡」
私が答える前に、五条先生はすらっとした長い足を窓から出して、窓から部屋に入ってきた。
言え、言ったら一緒に寝てくれるかもしれない。
「………っくて、」
思ったように声が出ない。
先生は「ん？」と聞き返した。
「寝て、ほしいんです…………
一緒に。」
五「えっ、………だ、大胆だね？」
「からかわないで！」
ダメだったじゃないか。
期待しすぎたんだ、自惚れたんだ。
五条先生はベットに横になっている。
五「おいで」
優しくそう言って、私を抱き寄せる。
男の人と寝るなんて、本当はダメなことなのかな。
でも、先生の腕の中は安心できた。
うわっ、汗かいてるよね。
変に思われてないかな……。
「腕まくらなんてしたら、手、しびれますよ」
五「大丈夫、僕、最強だから。」
_朝_
五「腕しびれた、感覚無い。」
「だから言いましたよね！？」
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ぜろちゃん(プロフ) - ぱんさん» ちゃんと終わったかな？コメントありがとうございます！！ (2021年1月19日 22時) (
レス) id: 9d2a9636f8 (このIDを非表示/違反報告)
ぱん - あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”っ¨っ¨…!!宿題…あああああっ…!!初コメ失礼します！応援してます！今日日曜日6時43分！サ○エさんしてる時間ですね！宿題してません！思いださせてくれてありがとうございました！(白目)頑張ってください！応援してます！ (2021年1月17日 18時) (レス) id: f61a636746 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぜろちゃん | 作成日時：2021年1月10日 19時
