【男主】すげぇ！好感度バーだ！！！【ωrωrd】

・『ガチで、やばい。カオスすぎる』 ページ5

『えっ...ちょっ、ちゃ、ちゃいますやん』
そう言葉にしながらも僅かに逃げようとする準備を整えてる私は屑なのかもしれない。
だって相手倒れ込んじゃったもんね！仕方ないね！
というか屑でもいいから助けろ！！！！



そういえば、助けると言えば...
「んはははwお前やばすぎひんか！」

うっわ...

『うっわ...』

「ちょ、引かんといてやぁ！」


いや、正常な判断だと思う。
目の前の顔にあざのある男はフラフラと地面に落ちていた眼鏡を拾いながらこちらに近づいて来た。
とても怪しいし、なんなら妙に喋り方がねっとりとしている。はっきり言って気持ち悪い。
発狂しそう(小並感)。

「...まぁ助けてくれてありがとな。君、名前なんていうん？」

『え....？A』
妙に名前を聞くのがスムーズだったな。
もしかしてやり慣れてる....あっふーん...。

「いや全部声に出てるからな！？」

『....じゃ、じゃあ君の名前は？』



まぁ敢えて口に出したのだが、
慌てたふりをして名前を聞くと男は笑いながら、

「明らか誤魔化してるやん...どうも、鬱やで。鬱先生とか大先生とか呼ばれてるけど好きに呼んでくれ」
『じゃあ鬱で』
「決断早いなぁ！？」

そんなこんなで鬱と談笑(？)していると、



「おい...！俺のこと忘れんなよ！」



あ、そういえば二人...ｱｯ
『...ｽｩｰ......』
「あ、やべ」
おい鬱。お前は忘れんなよ。年寄りか？？？？

4話　ひらめき　『うるせぇ！！！！！私はやるぞ！！』→←3話　やらかし　『もしかしてこれ、死ぬのでは....？』

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