【男主】すげぇ！好感度バーだ！！！【ωrωrd】

2話　屑　『は？むり。メンヘラになるわ』 ページ3

「おい....なんだよ？お前？」
「こいつの友達かぁ？」


不良どもは歩きながら明らかに不機嫌な声をしてこっちにきた。


『アッ、い、いや違いますあいつのことなんか全く知らないですやめてください(早口)』


怖すぎて若干声震えながら弁明をする。
陰キャだから思わず変な声を上げてしまうが、そのことは不良には特に何も思わなかったようだ。

殴られてた男が「え、ちょっとぉ！？」とか言ってたけど知るかよ！！！！
私は善良な一般市民だけどそんな知らない人のために命散らせねーよバーカ！




「でもお前もさっきのやつと同じ制服を着てるじゃねぇかよ！」
「そうだよな？あぁ！もしかしてオトモダチなのに助けてやんねぇのか！」
「ギャハハ！そりゃあおもしれぇな！」
『違います....』


....確かに同じ格好(制服)だけどちゃうやん...やめて...


そんな押し問答をしばらく続けて、
疲れてきて、というか焦りすぎてなのか、
だんだん腹が立ってきた。


なんで私絡まれてんだ？？？？？


折角早く学校に行こうと思ったのにおかしい。
こんな普通に真面目な人間なのにどうしてこうなったのだろうか。



『...もう止めろよ』

「...あ？」



『いやだって私関係ないのにお前らみてえな脳味噌足りない奴に絡まれてんだよ。可笑しいだろ？
大体関係ねぇつってんだが？耳まで腐ってるのか？』





...あ、


「あ゛？お前言ったな！？」
「おい！こいつ舐めやがってよ！」






...オワタ！

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