ブラック本丸の刀剣達は女の子に感情を教えてあげたいみたいです。【刀剣乱舞】

感情40 ページ45

長い間待たせてしまいすみませんでした。
私の妄想から始まった作品ですが、
これからも暖かい目で見守ってくださると
私としては嬉しいです。

書き方が変わります。すみません。
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『くにひろは……くにひろは……』



『……あ……ここか。』



わたしのめのまえには、
“ほりかわは”と、かかれたへやがあった。


へやのなかから、ピリピリしたなにかがかんじられる。


わたしへむけたさっき…かな。


ここにくることはだれにもつたえてない。
でも、そのほうがなかよくなれるはず……。


わたしはふすまにてをかけてなかへはいった。



「あ！これで皆揃ったね」



そういってほりかわおにいさんが
わたしをなかへつれていく。

へやのなかではほかのさんふりがまっていた。

わたしをつくえのまえにすわらせると、
まえだくんがわたしにたべものをわたしてきた。


……これがおかしだったんだ。


パパとママがよくわたしにくれたたべもの。


……わたしはあまりすきじゃないんだけどな…



「主君……？どうしましたか？」


『……なんでもないですよ』


「そうですか？……あ、この菓子は僕が作ったんですよ」



まえだくんがわたしがおかしをたべるのを
いまか、いまかとまちのぞんでいる。


わたしはそのおかしをてにとると
ひとくちたべてみた。



『！…………おいしい』



わたしがついくちにしてしまったことばをきいて、
よんふりがめをみひらいた。


それにしてもこのおかし
たべたしゅんかん
どこかなつかしいかんじがした。



パパとママがいたところにいた
あのひとたちみたいなかんじ……。



「何で堕ちないんですか……」



え……？



「審神者…体に何か異常を感じないか？」



わたしはくびをかしげた。


からだにいじょうなんてかんじないし、
ぎゃくにからだがらくになったような…？



「…こんな筈じゃ…っ」



そうまえだくんはいってわたしをにらむと、
へやからとびだして、どこかへいってしまった。

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