今更ですが【痣路不】 ページ11
学園の裏ボス。その名も
表顔はいいが裏では全悪役を支配する王様。傍らにはいつも可愛らしい女の子…もとい、使いがいる。
そして、妖の世界の絶対的権力者でもある。
そんな彼が作り出す物語は、非常に奇天烈で人間らしいものだった。
「跪け。そして媚びろ」
学園一謎の人物。ユーリア・シルベルト
彼と呼んでいいのか、はたまた彼女と呼ぶべきか。
奇想天外で奇々怪界。不思議という言葉はユーリアのためにあるものと言っても過言ではない。
人間なのかすら怪しく見えるユーリアが織り成す物語は、それこそ奇妙で何処か現実味のあるおかしなものだった。
「さあさあ皆さん。寄ってらっしゃい見てらっしゃーい!なーんてねぇ」
「…ふん、くだらん告知だな」
「そんなこと言っちゃあおしまいだよ。コタロー君」
「あ、ねえねえ!僕らに絡んでもらえるように、私達の特徴言っとく?」
「さらにくだらんな。…だが、まあ良いだろう。いつまでもこんな状態じゃあつまらん」
「でしょでしょ?じゃ、俺らの特徴を下に書いとくか〜」
ユーリアの特徴
・何をしてなくても目立つので、ネタに困ったりなんかこいつ寂しそうだなとか思った時に絡んでやってください
・性別素性どちらも不明なので、好きなように解釈して好きなだけ絡んでください
虎太郎の特徴
・悪役という位置付けなので、主人公系の人とかは是非絡んでやってください。喜んでお相手します。
・妖怪なので、幽霊とか妖怪設定の人は気軽に絡んでください。
「これくらいかなぁ?じゃ、わしらの本編…というか現在地かな?教えてあげるね!」
「うーん、新入生たくさんいるねぇ…。これじゃあしばらく校門にはいけないかなぁ」
独り言を呟いたのは、長身のモデル体型の男…否、顔は女だが衣服と身長は男、という不思議な見た目をした人間だった。
気怠そうに、しかし口元には笑みを浮かべているその者の名札には「ユーリア・シルベルト」とだけ書かれていた。
現在地:体育館の入り口横
「…こんな学園に来る奴等は、俺らと同じ酔狂な奴なのだろうな…」
人混みを見ながらぼそりと言葉を零したのは、三年生のネクタイを風に揺らす男だった。
名札には「京極院虎太郎」と書かれており、ブレザーの腕の部分には、生徒会の一員であるバッチが輝いていた。
現在地:職員玄関前
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浮遊中のキノコ猫 - 天音さんが終わったらコメントします! (2018年7月1日 14時) (レス) id: ab1536bd99 (このIDを非表示/違反報告)
天音(あまね)(プロフ) - 更新しまーす! (2018年7月1日 3時) (レス) id: 6b8e28c33a (このIDを非表示/違反報告)
痣路不(プロフ) - 終わりました〜 (2018年6月30日 23時) (レス) id: 608e22f9ed (このIDを非表示/違反報告)
ユリ夜桜(プロフ) - 痣路不さん» 終わったからどうぞー (2018年6月30日 22時) (レス) id: ee2faa79c0 (このIDを非表示/違反報告)
痣路不(プロフ) - では、ユリちゃんが終わったら私も書きますかね (2018年6月30日 22時) (レス) id: 608e22f9ed (このIDを非表示/違反報告)
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