皆集まれェェエエ！！自由な私達の（非）日常的学園物語！【オリジナル合作小説】

植原メロンパワー【キノコ猫】 ページ40

雪子side

ふう…発射成功です。
お祝いとしてメロンでも食べますか。
確かメロン517号室に食べ頃のメロンがありましたね。
そう思いながらメロン室へ向かっていたのですが…

「おや、これはなんでしょうか？」

廊下に紙が落ちていました。
まさか…まさか…


《自由学園 生徒募集中！》


「当たってました…！今日は本当に最低な日です！」

こんなもの燃やして灰にしてやり…ん？
私はその紙の最後の一文に目を疑いました。

〈入学してくださった方には植原メロン(仮)をプレゼント！〉

こ、これは…‼
あの超ウルトラスーパー特Aメロンとも呼ばれ、
どんな大金があっても買える人はごく僅かといわれる植原メロンをタダで⁉

少々生徒募集の案内らしくありませんが、これは入らないという選択肢はありません！
山中さんも早く言ってくださればよかったのに！
とにかく今すぐ自由学園に行かなければ‼


そして私はマッハで入学届けをだし、マッハで帰って植原メロンを食べました。

そういえば私、学園にミサイル発射したことをすっかり忘れて行ったのですが
何故か傷一つありませんでした。不思議なこともあるものですね。

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