皆集まれェェエエ！！自由な私達の（非）日常的学園物語！【オリジナル合作小説】

妖力(チカラ)便利【臨海林檎】 ページ10

鬼灯side

皆様ご機嫌麗しゅう、鬼灯いすゞだ。
今から学園に行ってみようと思う。

え？早い、だと？

それはほら、気になってだな？
周りのニンゲンの記憶操作など造作もないしな？

…まあ、もうやってしまったから。

近くに人も居ないし、妖力(チカラ)で移動してしまおう。

そして誰に喋ってるんだ我は←

▶▷▶▷▶▷▶

…学園の近く、人が居ないところに移動した。

スキップでもしそうな程わくわくしておる。

そのままクルッと周り角を回った時、我は思わず固まった。

…美しい女性が、男たちに絡まれておる。

どうする？どうする？どうしようか？

ん！？肩を掴まれた！？

これは妖力で吹っ飛ばして…

そんなふうに考えておった。

しかし、美女が男の一人の額に手を乗せたかと思うたら、男が崩れ落ちてしまったのだ。

もう一人は美女に脅されて逃げ出しおったし…

面白い。

あ奴、普通のニンゲンでは無いな。

目を光らせている我の耳に、しっかりと届いたのだ。

『あんまり能力は使いたく無いんだけどな…』

これは心の声。

同類が早速居った。

我は声を掛けた。



鬼灯「すみませーん！」

どんなところだろー【ユリ夜桜】→←どんな奴等が居るのだろうか...【夜月】

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す