第24話 服【のうみそ】 ページ29
A｢すっごぉーい……｣
いやいや三分も経たずに計算終わるとかどんだけ。
土｢…………うん。これなら下にも当たるね。あとそうだ、Aちゃん｣
A｢ん？｣
土｢もしさ、終わった後警察がいなかったらさ、1000人の内半分くらい腐らせといてよ｣
葛｢あのさァ、あまり無茶するなよ。テラもな｣
お二人さんは随分お気楽だなぁ。
ま、殺れる限り殺るけど。
土｢ボク先に出てるね！｣
葛｢おー、転ぶなよー｣
……ん？
これって、
葛西と二人きり?
マジか。
ちなみに言うけど焦ってる。
これでもかなり。
ただいきなり過ぎて処理速度が遅くなってるだけ。
葛｢なぁ、A｣
A｢ふぁい！？｣
葛｢火火ッ。あのチョコレートって手作りか？｣
A｢え、えっあっうん。そだよ｣
なんだろう。勢いで言ってしまった。
食べたって事だよね。
少し鼓動が速くなる。
葛｢ありがとな！マジで美味かった！｣
そう言って笑う葛西は、屈託のない子供の様な笑みを浮かべた。
あー……こんなもんかぁ。
テラが上からまだぁー？、と呼んでる。
葛西もわかったと返答して、
階段の方、つまり私の位置まで歩く。
葛｢俺だけだよな、アレ。サンキュ｣ﾎﾞｿｯ
A｢〜〜〜〜！｣
カッコよすぎて死ぬ。
てかあのイケヴォ絶対歌とか生放送とかのそれだから！
至近距離はやめて！
耳が妊娠するから！
あー、青空の様な一つの幸福ってこの事だね。
中学か高校か、
国語の教科書にあったセリフを思い出す。
でもその小説じゃ、セリフを言った主人公が余計な質問してむしろ不幸になった……はず。
過ちなんて、私が止める。
テラとかジャヤとかDRとかジェニーとか。
五本指は皆大好き。
だけど葛西は違う。
家族を知らなくて、居場所がない。
そんな私を助けてくれた、受け止めてくれた。
私の神様はシックスではなく、葛西一択。
だから、
A｢死なないで……どうか……｣
目の前にいる
望みを聴いてくれるかな。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
青空の〜のセリフは『夏の葬列』から。
次回！
追記:200hitありがとうございます！
第25話 顔【にのしっぱい】→←第23話 話【うちあわせ】夢主said
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利羅(プロフ) - 白狐さん、コメントありがとうございます！まだまだネウロは不滅です！拙いながらも精一杯頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年10月28日 22時) (
レス) id: fdb62179d7 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - おぉ…ネウロの投稿いまどきしてる方いらっしゃるんですね…面白いです！更新頑張ってくださいね！ (2017年10月28日 21時) (レス) id: c80fc03d1f (このIDを非表示/違反報告)
あーうー - お？ネウロと(2回目)対面？つか夢主ちゃん死亡フラグたてまくってる気がする… (2017年10月14日 23時) (レス) id: 498ada8b8c (このIDを非表示/違反報告)
利羅(プロフ) - あーうーさん、いつもコメントありがとうございます！他にもパロとか本編も頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年9月17日 10時) (レス) id: fdb62179d7 (このIDを非表示/違反報告)
あーうー - キタコレ！歌い手はね！そらまふとかでてきたらもっと需要ありだとおもいま))殴 (2017年9月11日 22時) (レス) id: 498ada8b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利羅 | 作成日時：2017年7月24日 16時
