第10話 完【かいりょう】葛西side ページ11
Aがいきなり部屋に来いと言ってる。
なんなんだ一体。
A｢ごめんね、いきなり呼び出して｣
葛｢ん、別にいーよ。俺も暇だし｣
俺とAは少し雑談を交わし、本題に入るように促した。
A｢電子ドラッグが完成したの。副作用もないし、変に洗脳とかも無しにした｣
要は電子ドラッグを使ったドーピングってゆーわけか。
A｢でさ……その電子ドラッグのお試し第一号で葛西さんにってシックスが……｣
だと思った。あのお方趣味悪りーしな。
葛｢ほんとに副作用ねーよな｣
A｢あ、うん。そこは何度も実験重ねたから。欠点としてはね、まず長い。でもその分筋力の向上は確か……190%にもなるの｣
うわ。カラダぶっ壊れなきゃいーな。
A｢あと私達みたいな……いわば通常の電子ドラッグが効かない人しか使えない。一般人なら普っ通に精神崩壊まっしぐら｣
そりゃそうだわ。
A｢あとはまぁ強化細胞ない私達とかは使ったら最低でも24時間は動けないから｣
おい。おいまてA。
葛｢…ふざけんな。俺にも明日グリーンXで仕事があるんだ｣
A｢そこに関してはシックスがどーにかするらしい｣
とりあえず終わったらあの親馬鹿ワカメ燃やす。
A｢大丈夫？それじゃあいくよ｣
Aがパソコンのエンターキーを押す。
するとチェック模様が出てきたと思ったらそれぞれが白鳥に変化して端々に散った。
これがエッシャーのあれか。
二十分後―――
すっげークラクラする。
葛｢あー、終わった。疲れんなこれ。でもグラフィックとかこだわったな｣
Aがでしょ！とか言ってるのは無視だ。
A｢じゃあ葛西さん、早速だけどこの壁とか登れる？｣
葛｢突起物がほとんどねーな……ビルの壁か？｣
A｢うん。一部だけど｣
葛｢んじゃ手っ取り早くてっぺんまで行くか｣
筋力向上なら考えるのはめんどくさい。
軽くジャンプした後、大きく一番上まで高飛びをした。
よし、うまくいった。
てかAが混乱してるんだけど。
A｢何で普通に登らないの？｣
葛｢いやだって俺普通に登れるぜ？こんくらいのビル｣
小さくAがマジかと呟いていた。
ふぃー……とりあえず電子ドラッグNeo(仮)は成功か。
葛｢よかったな、A｣
A｢うん！｣
……翌日俺が筋肉痛で悲鳴をあげるのは言うまでもない。
○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
葛西さんはなんもしなくてもビル登れると思います。てか理想です。
次回！
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキー煙草
エポー
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利羅(プロフ) - 白狐さん、コメントありがとうございます！まだまだネウロは不滅です！拙いながらも精一杯頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年10月28日 22時) (
レス) id: fdb62179d7 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - おぉ…ネウロの投稿いまどきしてる方いらっしゃるんですね…面白いです！更新頑張ってくださいね！ (2017年10月28日 21時) (レス) id: c80fc03d1f (このIDを非表示/違反報告)
あーうー - お？ネウロと(2回目)対面？つか夢主ちゃん死亡フラグたてまくってる気がする… (2017年10月14日 23時) (レス) id: 498ada8b8c (このIDを非表示/違反報告)
利羅(プロフ) - あーうーさん、いつもコメントありがとうございます！他にもパロとか本編も頑張りますので、よろしくお願いします！ (2017年9月17日 10時) (レス) id: fdb62179d7 (このIDを非表示/違反報告)
あーうー - キタコレ！歌い手はね！そらまふとかでてきたらもっと需要ありだとおもいま))殴 (2017年9月11日 22時) (レス) id: 498ada8b8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：利羅 | 作成日時：2017年7月24日 16時
