少女は放火魔に恋をした様です。

第30話 暗【ろわいやる】 ページ38

葛｢………！………、……？！｣

葛西、現在ジェニーと電話中。
なんか司令がどうこうとか言ってる。
明らかに嫌な予感しかない。


葛｢おーいA、なんかさぁジェニュインが一度503に行ってやること吹きこんどけってんだよ｣
A｢え。てことは一度ホンジョウに会えっていうこと？｣
葛｢ん。そゆこと。まだ来てないしダイジョーブじゃね？あ、そーいやジャヤは？｣
A｢うん。さっき連絡とってみたけど、一応現在進行形で準備だってさ｣
葛｢あーそう｣


｢｢…………｣｣


え。何これ会話の途切れ方おかしくない？
どーしよう。どーすりゃいいのさ。


葛｢A｣
A｢うん？｣


ギュッ……
え。いきなり抱擁？


A｢え！？ちょっ｣
葛｢A｣
A｢なに？｣
葛｢あのさぁ、今回お前じゃん、一番前線に立つのは。

……死ぬんじゃねーぞ。あと、勝手に行動しないでくれ｣

A｢え……｣
葛｢おじちゃんもう根無し草でよ、やっぱ一人だとサビシーのさ。だから。……何かあっても、せめてお前だけは、俺が救った命だからよ……。

色々言いたいこともあっけど、全部終わったあとにしよーぜ｣


初めて聴いた、葛西の主張。
多分葛西も葛西なりに色々考えてる。
それを全部踏まえての、主張。

A｢私も、もう逃げも隠れもしない。頑張ろ！せめて……あの絶対悪がいなくなるまで｣
葛｢火火火ッそれが叶うかはわかんねぇな｣



さて、いきますか。


最初っからフィナーレな暗殺、スタート。


○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○
更新かなり遅れました！ごめんなさい！
ジャヤ編かなり気合入れてて構成練るのとかやっぱ難しいのでノープラン！←
500hit越えありがとう！
マジでビックリしました。
次回！

第X話 謝【はんせいかい】→←第X話 恐【さいらい】

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