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《急に電話なんてどうしたんですか？》と問われ、頼まれていたことを思い出した。そうだった、滞在1日延ばすこと伝えなきゃだった。
『えっとですね、滞在1日延ばすんですけど…』
《了解です！》
『あ、その……大丈夫そう、ですか？』
《いたいけな少女のために先輩達が頑張ってるんですよね。僕達が頑張らないわけにはいかないですよ！！》
『……………デスネ』
いやまぁ……うん。一応いたいけな少女のために頑張ってはいるし、間違ってはないけど、なんか違う気がする。現在、全力で観光中だからだろうか。それとも、キャラが濃すぎる少女を"いたいけな少女"と表現しているからだろうか。はたまた、今のところ私は護衛っぽいこと何もしてないからだろうか。やめよう、現実を突きつけるべきじゃない(現実逃避)
『あ、七海くんも近くにいますか…？』
《七海ですか？今自販機で飲み物買ってます！》
『じゃあ買った後でいいんですけど、このこと伝えてもらっても…』
《七海！！滞在1日延ばすって！！何かあったのかな！！》
『聞けよ』
ヤベェ思わずツッコんじゃった。《何か言いましたか？》と聞かれたので、たぶん聞こえてないハズ。危なかった。
電話越しに《なんで延びたんですか…》という疲れてそうな七海くんの声が耳に届く。すみません。でも理子ちゃんのためなので許してください。
《何かトラブルでも？》
『いやあの、星漿体ちゃんに出来るだけ楽しい思い出をいっぱい作ってやりたいなーという気遣いですスミマセン』
《何故Aさんが謝るんですか》
『ちなみに言い出しっぺは五条くんなので怒らないでください』
《別に怒ってません》
『いやだって…そのぉ……』
《怒ってないと言ってるじゃないですか》
『でも声が…』
《……じゃあ怒ってます》
『ほらやっぱり！！ゴメンなさい！』
《どうしたら良かったんですか》
なんやかんや2人も良い奴なので、まぁそれならしゃーねぇなー(意訳)と言ってくれた。ありがとう。マトモで素晴らしい後輩を持てて嬉しいです。今度お菓子あげるね。
《それにしてもAさん》と今度は灰原くんの声が聞こえる。？？どうした？と耳を澄ませて待っていると、電話口で灰原くんが声を出した。
《なんでAさんは僕達には敬語で話すんですか？》
……………なんででしょうね(遠い目)
(私が聞きたい)
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おもち食べたい(プロフ) - 藍さん» あんまり良い扱いはされなかったんだろうなーということはなんとなく察してますが、主人公が言い出すのを待ってる感じですね。ただ、わざわざ自分から言うことでもないので、主人公が自分から言い出すことはしばらくないんじゃないかな…(たぶん) (10月1日 17時) (
レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
藍 - さしす達は主人公の過去というか扱いとは知らないんですか？ (9月30日 18時) (レス) @page36 id: 23ef5c5b40 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - ふゆねこさん» ありがとうございます！不定期更新ですが、これからも頑張ります (9月10日 22時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - 面白いですねぇ！更新楽しみにしておりますわわ！！！ (9月10日 21時) (レス) @page11 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - 日出さん» ありがとうございます！これからも更新頑張りますね (9月10日 18時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち食べたい
| 作成日時：2023年9月9日 17時
