✿ ページ31
「まぁいい。この任務はオマエ達3人に行ってもらう」
『えﾞ』
えええぇー………。嫌だ行きたくない。コイツらが行くってことは特級案件でしょ？そんなの怖すぎる。私いらないって。むしろ足手まといだわ。
だが先生の方を見た途端、即座に拒絶の言葉が頭から飛んでいった。？？？先生もしかして私の知らない術式使った？？(違う)
「なんだその声は」
『なんでもないっス…』
「それに悟と傑も、なんだその面は」
「「いや別に」」
先生の発言に、彼らがどんな面してたのか気になり隣を見るも、すでに普通の表情に戻っていて。あー、気になる。どうせ「めんどくせー」みたいな面だったんだろうけど。
「正直荷が重いと思うが、天元様のご指名だ」
「「『！！』」」
「依頼は2つ。"星漿体"、天元様との適合者。その少女の護衛と、抹消だ」
そのセリフに、思わず眉をひそめた。少女の護衛＆抹消？何その任務、矛盾してない？護衛すんのに最終的には抹消するの？どういうこと。そもそも天元様はなんで私までご指名したんだ。私は！！特級じゃない！！！
「
「そうだ」
「ついにボケたか」
「春だしね。次期学長ってんで浮かれてるのさ」
『…………………………』
一応小声ではあるが、本人を前に堂々と失礼極まりない会話をする2人。彼らには夜蛾先生の額に青筋が浮かんでいるのが見えてないんだろうか。知ってて無視してるなら(いろいろと)強すぎる。
いつ叱られるかとヒヤヒヤしていたら、「冗談はさておき」とようやく話が戻った。「冗談で済ますかは俺が決めるからな」とか言われてたけど。まぁコイツらだし大丈夫だろ。
「天元様の術式の初期化ですか？」
「？何ソレ」
『術式の初期化？』
夏油くんの言ったことがよく分からず疑問を口にしただけなのに、オマエ達は知ってるハズだろという空気に教室が包まれる。何故。聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥という言葉通り聞いただけなんですが。
いつもの嫌がらせで私には教えられなかったのかと思ったが、五条の坊っちゃんですらも不思議そうにしてたので、禪院家の仕業ではなさそうだ。呪術界のことはそれなりに詳しかったと思ってたけど、意外と世の中には知らないことも多い。ちなみに私は高専で初めて天元様の存在を知った。入学前に誰か教えてほしかったわ。
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おもち食べたい(プロフ) - 藍さん» あんまり良い扱いはされなかったんだろうなーということはなんとなく察してますが、主人公が言い出すのを待ってる感じですね。ただ、わざわざ自分から言うことでもないので、主人公が自分から言い出すことはしばらくないんじゃないかな…(たぶん) (10月1日 17時) (
レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
藍 - さしす達は主人公の過去というか扱いとは知らないんですか？ (9月30日 18時) (レス) @page36 id: 23ef5c5b40 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - ふゆねこさん» ありがとうございます！不定期更新ですが、これからも頑張ります (9月10日 22時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - 面白いですねぇ！更新楽しみにしておりますわわ！！！ (9月10日 21時) (レス) @page11 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - 日出さん» ありがとうございます！これからも更新頑張りますね (9月10日 18時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：おもち食べたい
| 作成日時：2023年9月9日 17時
