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ページ28

「五条!!私はね、助けなんて───」と言いながら立ち上がった歌姫センパイの後ろに、呪霊が現れる。センパイ危ない!と思った次の瞬間、別の呪霊がソイツを飲み込んでいて。ん?アレは…?



私が首を捻っていたら、「飲み込むなよ。後で取り込む」と夏油くんが呪霊に近づいた。なーんだ、夏油くんの呪霊か。新しく呪霊が発生したんじゃなくて良かった。




「悟。弱い者イジメはよくないよ」

「強い奴イジメるバカがどこにいんだよ」

「君の方がナチュラルに煽っているよ、夏油君」

「あ゙」




フフッと笑みを浮かべた冥さんとは対照的に、歌姫センパイは今にも殴りかかりそうなほどキレている。落ち着けセンパイ、ちょっと顔怖いよ。そんな彼女に、硝子と共にヒラヒラと手を振った。




「歌姫センパ〜イ、無事ですか〜?」

『ケガとか大丈夫ですか…?』

「硝子!!A!!」

「心配したんですよ」

『ね。2日も連絡なかったし』

「硝子!!A!!アンタらはあの2人みたいになっちゃ駄目よ!!」




ギューッと抱きしめてそう言った歌姫センパイに、硝子が「あはは、なりませんよ。あんなクズ共」と笑って答える。それを聞いた特級2人に何とも言えない顔で見られたが、そっと私は目をそらした。無言は肯定。反論しないということは、まぁそういうことである。分からない?頑張って察して。



しばらく感動の再会(?)をしていた私たちだが、少し落ち着いてきたらしい歌姫センパイが「…2日?」と訝しげな声を出した。彼女の反応で納得したように五条くんが口を開く。




「あーやっぱ呪霊の結界で時間ズレてた系?珍しいけどたまにあるよね。冥さんがいるのに、おかしいと思ったんだ」

「そのようだね。それはそうと君達、


"帳"は?」




…………………………あ。









(素晴らしい快晴の中、私は帰ったら叱られることを確信した)

✿→←星漿体の護衛



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設定タグ:呪術廻戦 , 超絶怖がり , 師匠はどこぞの術師殺し   
作品ジャンル:アニメ
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おもち食べたい(プロフ) - 藍さん» あんまり良い扱いはされなかったんだろうなーということはなんとなく察してますが、主人公が言い出すのを待ってる感じですね。ただ、わざわざ自分から言うことでもないので、主人公が自分から言い出すことはしばらくないんじゃないかな…(たぶん) (10月1日 17時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
- さしす達は主人公の過去というか扱いとは知らないんですか? (9月30日 18時) (レス) @page36 id: 23ef5c5b40 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - ふゆねこさん» ありがとうございます!不定期更新ですが、これからも頑張ります (9月10日 22時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)
ふゆねこ(プロフ) - 面白いですねぇ!更新楽しみにしておりますわわ!!! (9月10日 21時) (レス) @page11 id: cd0c30d1f0 (このIDを非表示/違反報告)
おもち食べたい(プロフ) - 日出さん» ありがとうございます!これからも更新頑張りますね (9月10日 18時) (レス) id: 20bccc651c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おもち食べたい | 作成日時:2023年9月9日 17時

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