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善と悪 06 ページ7

you side.









会社で聞き込みをしたけど、

誰ひとりとして口を割ろうとしなかった









廉｢ どうなってんの？ ｣

勝｢ わかんない … ｣









そういうことで、捜査は打ち切りになった









会社を出ていく時、

ドア付近に何かが落ちていた









｢ 誰かのキーホルダー … ｣









キーホルダーには手紙が付いていた

… なるほどな









私たちは警察署へと足を進めた









.









今日の仕事が終わり、

私はあの場所へと向かう









岸｢ いらっしゃい ｣

｢ こんばんは ｣









席に腰掛け、店長と話をしていた









時間はあっという間に過ぎて、

閉店の時間となった









岸｢ じゃあ、行こっか ｣









店長の家、初めて行くな … 緊張してきた









電車で三駅のところだったから、

すぐに着くことが出来た









岸｢ 適当にくつろいでて ｣









思った以上に高級感のある家

ひとり暮らし … ではないように見える









｢ 店長って、結婚してらっしゃるんですか？ ｣

岸｢ え？してませんよ ｣

｢ じゃあ、ひとり暮らしなんですか？ ｣

岸｢ ああ、友達とルームシェアしてるんです
ま、そいつはたまにしか帰ってこないけど ｣









あ、だからこんなに広いのか









岸｢ あ、Aちゃんってまだ未成年ですよね？ ｣

｢ そうですよ
あ、あともう敬語じゃなくていいですよ ( 笑 ) ｣









店長の方が私より歳上だし









岸｢ あ、わかった ( 笑 ) ｣









それから店長は、

超絶怖そうなホラー映画を持ってきた









｢ え、これ観るんですか … ｣

岸｢ うん、一人じゃなかなか出来ない事だろ？ ｣

｢ そうですけど … ｣









それから２時間くらい、

怯えながらテレビの前に座っていた









岸｢ ああ、怖かった ｣

｢ 死ぬかと思いましたよ … ｣









すっかり目が覚めてしまった私たちは

岩橋の話題で時間を潰すことにした

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