exquisite (ページ8)

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Forever ページ8

Haechan side

俺には、メンバーやファンはもちろん、もしかしたら、それ以上大切にしたい人がいる

そいつは、頭はいいけどどこか抜けていて

目を離したら一瞬でどっか行っちゃいそうな儚さを持ってて

特別笑顔が最高に可愛くて

なによりも美しい人

『ㅋなあに?ドンヒョガㅋㅋ』

「んーんなんもない」

自分の命を差し出してでも守りたい人

初めて会ったのは、俺が練習生になったばかりの時だった

周りについていけなくて、自主練しようと練習室に入ると、誰かが端で顔にタオルを被せながら寝てた

流れている曲は、どの曲もハイテンポで音を取るだけでも難しい曲ばかりだった

純粋にこの曲を踊るのはどんな奴かと気になって

顔を隠してたタオルをめくった

あの瞬間はこの世の全ての美しいに関する言葉だけじゃ足りないと思うほど、見惚れてた

ずっと寝顔を見ていたくて、ずっとずっと、彼女の隣に座って、起きるのをまっていた

『ん、、、、、おはようㅋ?』

ぶっ飛んだ答えが聞こえてきて、思わず笑ってしまう

すると笑ったことに関して不思議がっていた

「ごめんㅋ、驚かせる気はなかったんだ、
　そして、だいぶぶっ飛んだ答えが返ってきたからㅋㅋ」

『なにそれㅋㅋ』

笑った顔は何よりも可愛く、美しかった

「俺ドンヒョク、覚えてほしい」

『うん、わかったドンヒョクね、私Aって言います
　覚えてね』

A、A、Aと何度も心の中で唱えた

『そういえば、最近入った子ってドンヒョク？』

「そうだと思う」

『そっかー、何歳??』

「14歳、Aは?」

『私も！！！！！！14歳！！！』

『えうれしい！』

「同い年初めて会った、」

それからAとは数少ない同い年なため事務所にいる間はレッスン以外Aとずっと一緒にいた

上のジェヒョニヒョンとか、テヨイヒョンとか、多くの人ににずるいとよく言われていた

『、、、、なんでさっきから見つめてくるの⁉︎』

「初めて会った時のことを考えてたの〜‼︎』

『うわ懐かしいね、私あの時ヘチャンに出会えてほんとよかった』

「俺の方がそう思ってる」

『ずっと一緒にいよ』

ほらまた、そーやって、俺のことをだめなほど堕とそうとしてくる

でももうとっくに、勝てないなんで分かってるから
大人しくAを愛し続けるしかない

純愛?

そんなもん彼女に出会った時から飽きらめてるよ

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