【twst】人食いサメですけども2【男主】

終曲 ページ4

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＿＿＿＿VDCが終わり、運動部は会場の片付けをしていた。




レオナ「そこの機材を向こうの物置に運べば終わりだ。お前も働け肉食魚」


『レオナ君、俺にだけ扱い荒くない？
やっぱり、オバブロのことバカにしたのまだ怒って…いててっ！！そんなに怒んないでよぉ！！』



傷のある首の部分をパチンと叩かれた。言っとくけど、割と痛いんだからね？！これ！！何せサメのデカくて太い牙が数cmもくい込んだんだからな！！！




レオナ「お前は部員を集めて解散の号令出しとけ。俺は帰る」


『レオナ君もいてくれよぉ…てか、マジフト部の部長なんでしょ？俺陸上部』


レオナ「しらん。運動部は運動部だ」


『くっそ…おじたんめ…いいもん。今度チェカ君とやらと一緒に寮に凸ってやる』



おじたんの甥っ子のチェカ君。どうやら王子様らしい。時期国王様。



ラギー「Aさーん。片付け終わったッス！」


『ありがとぉラギー君。倉庫の方にいる運動部集めて来てくれないかな？解散にするから』


ラギー「了解ッス〜」




またトコトコと走っていってしまったラギー君。んふふ、尻尾揺れてんの可愛い。リュウグウノツカイの尾鰭みたい。




『よし…俺も向こうの生徒集めるかぁ…』





運動部集合ー！！と、大声を出し集合させる。





『あれ？君は確かデュース君…だっけ。何で片付けしてんの？』


デュース「俺も運動部なんで！」


『もぉ…君はぁ、VDCやヴィルとの合宿で疲れてるでしょぉ…休んでていいんだよ？それとも、泳がないと死んじゃうマグロちゃんなの？』


デュース「け、けど…先輩たちにだけ働いてもらうのは…」


『じゃあその先輩からの命令。今すぐエース君と一緒に寮に戻りな。ぐっすり寝て、たくさん好きなもん食べてきな』





デュース「…けど」


『先輩命令だ。大人しく聞け。次否定するなら意地でも眠らす。いいか？』


デュース「は、はい…！」





まったく…いい子過ぎるって言うか…お兄さん心配だよ。


『…それじゃ、全員来たっぽいし。


皆！朝からコロシアムの設営と片付けお疲れ様！！色々問題はあったが…君たちのお陰で何とか乗り切れたよ！今日はこれでおしまい！各自解散！！』


「「「お疲れ様でした！！！」」」





うーんいい返事！！サメちゃん嬉しいよ。

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