【twst】人食いサメですけども【男主】 (ページ45)

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『どうもーサムさん』

サム「ウェルカム！小鬼ちゃん。何をお求めだい？」

購買部に来ると、サムさんがいつもの様に俺に話しかけてきた。

『んー…体に良いやつ…？』

サム「随分ざっくりとしているね。誰か体調でも崩したのかい？」

『まぁそんなとこ、無いとは言わせないよ？』

サム「勿論！in stock now！！」

『じゃあある程度買ってってもいいかい？』

サム「構わないさ。どうやら様子を伺うに緊急事態みたいだね」

『まぁ、急ぎめではあるけど』

財布を出しながら、素早く品を袋につめていく。

サム「そんな小鬼ちゃんに大サービス！1000マドルで交渉だ」

『え、この量を1000マドルで…？そんなお得にしてもらっていいんすか？』

サム「君はよく来ては買ってってくれるからね。今日は特別さ」

『じゃあ…お言葉に甘えて』

1000マドルだけ置いて、お店から出る。

サム「センキュー！またのご来店を！」

『ありがとうございました～』

いやー得しちゃったなぁ…急ご急ご。

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『…あ、霧が晴れてる』

何とかなったのか…？取り敢えず急ごう、ヴィルが心配だ。

コロシアムの中に入ると、膨大な魔力を使った跡が残っている。

『…あ、マレウス君』

マレウス『人の子よ。お前が言った通りの状態であった』

『このどデカい魔法は君が使ったのかい？』

マレウス「ほう、それに気づくとは…」

『まぁね…そうだ、ヴィルは？』

マレウス「コロシアムの内部にいるであろう」

『そっか、ありがとう。』

マレウス「僕は何もしていないぞ？」

『んー何となく』

マレウス君は何故か笑っていた。彼のツボは本当に謎…

俺はコロシアムの内部に走っていった。

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エース「げっ！A先輩！」

『会った途端げっとはなんだげっとは…ていうか、君達。また巻き込まれてたんだね？』

廊下には例の3人と1匹がいた。

デュース「な、なんの事っすか」

『大丈夫だよ、隠さなくても分かってるから…そうだ、ヴィルは？』

監督生「ヴィル先輩は控え室に…」

グリム「何する気なんだゾ！」

『いや…お土産持ってきたんだよ。アイツ、無理したんだろ？』

監督生「何でそれが分かるんですか？」

『んー…何となく、かな？』

そこで4人とは別れ、ヴィルのいる控え室に向かった。