【twst】人食いサメですけども【男主】

VDC ページ42

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月日は早く、VDC開催日。


会場は出店の設営、部活の出し物等、朝イチにも関わらず慌ただしかった。



そこで、陸上部所属の俺はVDC会場のステージ設営をしていた。


『ジャック君、その機会はレオナ君の所持ってって』


ジャック「っす！！」



『あ、そこの暇そうな2年生3人。俺が働いてる以上お前らも働けよ〜』


「う、見つかった…」


「あんな働いてるA先輩初めて見た」




うんうん、皆ちゃんと働いてるね！いやー僕だけ無駄に働くのは許されないからね。




ラギー「Aさん、今日は絶好調ッスね。ずっとその調子で頼みますよー」


『それもまた気分次第…と言ったところかな』


ラギー「全く…レオナさんといいAさんといいフロイド君といい…運動部は何でこうもサボる人が多いんだか…」


『それもまた個性、と言ったところかな』


ラギー「ま、それもそッスかねぇ…」



にしても、かなりの肉体労働だな、これは…



『ラギー君、早速だけど俺、もう飽きた』


ラギー「まだ5分の1も終わってないッスよ？！」


『文化部の出し物回ってくるわ、じゃーねー』


ラギー「ちょ、Aさん！！！




…行っちゃった」









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『ここがジェイドの出し物がある教室、か…』



たしか、山を愛する会…？だっけ、ジェイドが立ち上げたとか言ってたな…ジェイドキノコ好きだっけ。



ｶﾞﾗﾗﾗﾗ





『お、リドル君とトレイじゃないか、やっほー』



リドル「A先輩、こんにちは」


トレイ「Aお前、今の時間は会場の準備じゃなかったか？」


『何時もの気分だよ、ラギー君とレオナ君に任せてきたんだ』




教室にはリドル君とトレイ、ジェイドとフロイドがいた。




『うっわ何これ石の写真？こっちはキノコと花の写真…写真部の間違いじゃね？』


ジェイド「れっきとした文化部です。山にも登ったりしますかま、メインは自然と触れ合う事なので」


『あっそー、フロイドが嫌そうな空間』


フロイド「写真なんかとって何が楽しいんだよ…」


『案の定だな』




するとジェイドが色んなキノコを見せてきた。ブナシメジ？とかも見せてきたけどキノコ全般はもうやだよ俺。




リドル「A先輩、僕達はもう失礼しますが…しっかり会場の方に戻ってくださいね」


『まぁそのうち戻るから、頑張れよ実行委員』


リドル「ありがとうございます」



リドル君、2年生なのに俺より立派だなぁ…何か悲しいよ。俺。

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