【twst】人食いサメですけども【男主】 (ページ39)

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変わり者ページ39

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とか思ってた時期も俺にはありました。

あれから2日、みんな大好きFriday。

あの3人と一緒にいるという契約をしてからというもの、予想以上にずっといる。

授業が終わって教室から出れば3人のうちの1人が必ず待ち伏せしている。軽くホラーである。

ヴィル「あんた…戻ってきたかと思えば幼馴染連れて何してんのよ」

『んー契約だからどうしようにもないんだよ…それよりヴィル、教科書みーせて♡』

ヴィル「またなの？どうせ持ってるんでしょ？」

『俺らの仲じゃん。愛しの姫君』

ヴィル「その呼び方いい加減辞めてちょうだい…ルークと一緒じゃない」

ルーク「お呼びかね？毒の君(ロア・ドゥ・ポアゾン)」

『ルーク君…君は毎回突然だね、窓から入ってこないで頂けるかな？心3回なんですけど』

ルーク「ヴィルが呼んでいるのなら私は何時だって駆けつけるさ！勿論、そこに獲物がいれば尚更、ね」

『冗談キツいっすよ先輩～俺の牙が噛み付いちゃいますよ？』

ルーク「ははっ！君のその鋭く尖った牙…実に興味があるね！」

『変わり者怖ぇ…』

狩人って皆頭可笑しいのかな？昔俺を捕まえようとしてた漁師も頭おかしかったし。

ルーク「それより、体調の程はどうかね？鮫の君(ロア・ドゥ・シャーク)。どうやら襲われたと聞いてね」

『まぁ10日間寝ては居たけどね、恨みは今まで散々買ってきたからそこら辺は何とも思わないよ』

ヴィル「10日も寝るなんて…相当強い魔法ね」

『幻覚魔法何だって、お陰で凄い夢を見たよ』

ルーク「どんな内容だったのか気になるね」

『ただ海に帰った夢を見ただけだよ』

本当に、それだけ、そこで赤髪の少女を見て…あれ？そのくらいか。10日間寝てた割には薄い内容だな…

ルーク「おっと、私は授業に戻るよ。また会おう、A君！」

『もう会いたくないけどばいばーい』

本当、この学園は変わり者が多い。