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入学式 ページ3
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『NRC入学式だぁ…まぁたあの長ったらしいの見なきゃなんねぇのか』
と、不満の言葉を漏らす式典服に身を包んだ少年。
彼はこの学園の二年生になるオクタヴィネル寮生、Aエーズ・シューバン。
一回目の入学式は自分の、そして二回目の入学式は先輩として参加していた。
Aは入学式の長さを知ってるからこそ不満を口に漏らしたのだ。
毎年約300人程の入学者を闇の鏡が1人ずつ魂にあった寮を見ていくのにどれ程時間がかかるか…考えるだけで頭痛が痛いと言いたくなってしまう。
A side
『んー、ちとばかし寝ますかぁ…レオナ君も寝てるし〜』
同い年のレオナ君はどうやら王族の第二王子様らしい。なんか複雑ソー
鏡の前に行く生徒をずっと見てると、なんかシャコガイ数えてるみたいで眠くなってきた
シャコガイが一匹…シャコガイが二匹…あーもう無理、寝よう。
スッと視界が暗くなり、そのまま意識を手放した。
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そういえば"あの子たち"も今年一年生か。
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