あまえたい ページ7
『はぁ”ー〜ー、』
可愛げなんてひとつも無い、寧ろあってたまるか!と言うほどの大きいため息を付き、真っ赤なソファに倒れ込む
仕事で部署が代わり、慣れない環境と、嫌な仕事で毎日疲れはMAX
「おつかれ」
うつ伏せになって倒れている私の頭を優しくふわっと撫で、撫でられた方を見上げると珈琲のカップを持った彼
カップを受け取り1口。
『…あまい』
私が好きな甘いカフェモカで、冷たく疲れきった体が一気に砕ける
あらきさんの淹れる珈琲は お店の味と思うくらい美味しい
ふぅ、と今度は常識内の息をはきカップを机に置く
『ちょっと失礼しますね』
「ぅおっ…」
目の前に立っている彼の腰にぎゅっと抱き着く
ふわっとするあらきさんの匂いで脳が溶けそう。安心云々の話ではない
そして、髪を梳かすように頭を撫でてくる。
「お風呂入ってきな?」
「…あ、お腹空いた?ご飯食べるか」
……
『あらきさんが良いです、』
なんの嘘も着いてないのだが、自分の発言に恥ずかしくなり、また あらきさんの腰に今度は少し強く抱き着く
「んー〜!♡Aかわちぃーーほらあらきさんですよぉ」
先程までの紳士はどこに行った、と探し始めようとするほどキャラが急激に変わる彼
飼い猫に話しかけるような高い声の彼は
ソファに腰を掛け、自分の太ももの上に私の頭を乗せると俗に言う膝枕の体制になる。
『……んっ』
頬に柔らかい感触がし、上の赤を見上げると少し意地悪な顔で口角をあげるあらきさんがいた
首に腕を回し今度は私がちゅ、と口にきすをするともっと口角をあげたので、『そういう気分ではない』と言うのを伝えるように太ももの上から横を向き目をつぶる。
すると、「わかってるよ」と言わんばかりに近くに有ったブランケットを掛けてくれた。
寝落ちる瞬間、さっきも感じた柔らかい感触がしたのは気の所為?
・『…あまえたいです』
―――
お久しぶりです。へなふぉれ行ってきました 可愛かった
文章の確認をしていないので誤字あるかもでふ
終わり ログインすれば
この作者の新作が読める(完全無料)
←おんなの子
68人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:西沢 | 作者ホームページ:(link:@ZawaNi4_:https://twitter.com/ZawaNi4_?t=aFJk_tuN7NY0Gd9O6e2D9g&s=09)...
作成日時:2022年12月26日 23時