アサシン10 ページ11
ルフィナside
殺「ううっくっうっふっうう」
イリーナ「なによ。さっきから意味もなく涙流して」
殺「いいえ。鼻なので、涙じゃなくて鼻水です。目はこっち」
イリーナ「紛らわしっ‼」
殺「どうも昨日から体の調子が少し変です」
寺坂…かな
ガラガラ
殺「おお‼寺坂くん!今日は登校しないかと心配でした‼」
寺坂「おい、タコ。そろそろ本気でブッ殺してやんよ。放課後プールへ来い」
寺坂「弱点なんだってなぁ？水が」
寺坂「てめーらも全員手伝え!俺がこいつを水ん中に叩き落としてやっからよ」
前原「寺坂…お前ずっとみんなの暗殺に協力してこなかったよなぁ？それをいきなりお前の都合で命令されて、皆がハイやりますって言うと思うか？」
「私達が協力してやる義理もないしね」
寺坂「別にいいぜ来なくても。そん時や俺が賞金100億独り占めだ」
吉田「何なんだよアイツ」
村松「もう正直ついてけねーわ」
倉橋「私行かなーい」
岡野「同じく」
「私も行きたくなーい」
殺「皆さん行きましょうよぉ」
木村「うわっ!粘液に固められて逃げられねぇ‼」
殺「せっかく寺坂くんが私を殺る気になったんです。皆で一緒に暗殺して気持ちよく仲直りです…」
木村「まずアンタが気持ち悪い‼」
ほんっとメンドくさいわぁ
暗殺すんなら1人でやれっつの
寺坂「よーし!そうだ!そんな感じでプール全体に散らばっとけ!」
片岡「えらそうに…」
竹林「疑問だね。僕は。君に他人を泳がせる器量なんてあるのかい？」
寺坂「うるせー竹林。とっとと入れ」
竹林「ふえぎげっっ‼」
木村「すっかり暴君だぜ寺坂のやつ」
三村「あぁ。あれじゃ1年2年の頃と同じだ」
殺「なるほど。先生を水に落として皆に刺させる計画ですか」
殺「それで君はどうやって先生を落とすんです？ピストル一丁では先生を一歩たりとも動かせませんよ」
寺坂の奴何するつもり？
寺坂「覚悟はできたかモンスター」
殺「もちろんできてます!鼻水も止まったし」
寺坂「ずっとテメーが嫌いだったよ。消えて欲しくてしょうがなかった」
殺「えぇ。知ってます」
殺「この暗殺の後ゆっくり2人で話しましょう」
ドカンッ‼
「「「きゃあああ!!!」」」
何これ⁉
クソッ‼
泳いでも泳いでも前に進めない‼
殺「皆さん‼」
私は殺せんせーに助けられた
「ゲホッゲホッ‼はぁはぁ…」
「カエデ、大丈夫？」
カエデ「大丈夫だよ。それより殺せんせーがイトナと戦ってる。行こう」
「うん…」
続く (更新停止中)
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作者名：霧華 | 作成日時：2017年3月27日 16時
