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「あまのじゃくの淡島は昼は男、夜は女の妖怪だ！！
仲良くやろーぜ新入り！！ハダカのつきあいだ」
「おいおいまずいだろ」
「ウエヘヘヘヘヘェー」
「お前見すぎだぞ雨造ぉ」
不可抗力とはいえ、見てしまった
リクオは静かに両手で顔を隠しブクブクと湯に浸かる
「ウブか！！」
誰かからのツッコミが飛んだが一旦沈んで、そこから出たリクオは既に元のリクオに戻っていた
「はぁ……にしても、分かってはいたがお前らってやっぱ強ぇよな」
「ハッハッハッ！
当たり前だろー！この沼河童の雨造だぞー！」
「なぁイタク」
「無視か！！」
「なんだ」
イタクはリクオの方へ目をやった
「準備運動の時、姉貴とやらせてくれねぇか」
「……理由は」
「あの人の剣を、知りてぇから」
やけに芯の通った声でそこに並々ならぬ思いがあるのは聞いていた者達全員が気づいただろう
「…姉の剣知ってどうすんだ。
今日お前の姉の修行見てたが…
別にそんな変わったもんじゃねぇべ」
「ありゃ全然本気じゃねぇからな。
そもそもあの人が本当の意味での本気になったことねぇだろうが……
それでも今日のは多分畏れの発動に慣れるために気が散って剣に集中出来てねぇ。
だから冷麗にコテンパンにされてた」
「んん？なんかその言い方じゃ畏れに慣れて普通に戦えるようになったら冷麗に勝てるって言ってるみたいじゃねぇ？」
雨造の言う通り、そついう意味を込めてリクオは言った
「オレはそういう意味で今言った」
「……お前、冷麗のこと見下してんのか？
あんなバカに負けるわけねぇだろ、たとえ畏れに慣れたとしても」
「……お前らはあの人の怖さ知らねぇんだよ」
「「「「……怖い？？あれが？？」」」」
遠野勢はふと昼間のAを思い出す
Aは冷麗に畏れを断ち切られまくりながらギャァァァァァ！！だのどわァァァァ！！！だのと騒ぎまくっていた
はっきり言って、あれが怖いとは微塵も思えない
「姉貴は家族の俺たちにさえも内側を見せない人でな。
んでオマケにあんなアホなことしまくるからオレたちはずっと『A』って人の上辺しか知らなかったんだよ。
………ずっとな」
「まぁ確かにAってリクオに比べてすげぇアホっぽいっつーか、アホだよな！」
「淡島それ元気にいうことじゃないだろ」
たった一日でアホ認定されてる姉にも驚きだけども
「ずっとってことは、姉のことがなにか見えたってことか」
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(名前)ことみ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます！ぬら孫の転生のものを探していてこの作品に出会い更新が来るたびにすごくたのしみにしてます！！これからも作品楽しみにしてます！！ (2020年1月4日 20時) (
レス) id: eb62bdd2ac (このIDを非表示/違反報告)
キカ - 明けましておめでとうございます！今年も楽しく読まさせていただいてます！次が楽しみです！更新頑張ってくださいね！お体に気をつけてください。応援しています！ (2020年1月2日 1時) (レス) id: 2047e5dc6b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ムクロさん» ムクロ様、コメントありがとうございます！気に入って頂けて光栄です。これこらもよろしくお願いします！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - コメ失礼します！むっちゃ面白い！凄ェ！ 面白すぎて1から一気読みしてここまできましたwこれからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年11月29日 19時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 神威さん» 神威様、コメントありがとうございます！いやいや、文才なんかありませんからマジで…でも気に入って頂けたのなら嬉しいです！ぜひこれからも愛読よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年11月29日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年11月14日 23時
