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ポケーっとそんなことを考えていると、イタクの空気が変わった
「"畏の発動" "
…の"移動"！！"
「！」
畏が、移動した？？
鎌に集まってる……
「うおおおおおおおおおおおお！！！」
あれ、これなんかヤバめなやつ？
そう思った時には、リクオの後ろの大木が綺麗に切り倒されていた
「妖怪忍法"レラ・マキリ"、オレの…秘技だ………………あ」
威力の強すぎるそれは周りの木々をバッキバッキ切っていて私は口をあんぐりと空けていた
周りの奴らは笑いながらイタクにやりすぎだ、と言っていたりまた実践場を壊す気か、と言っている
またってことは何度か壊したことあるのか
「！見えた！！コホッコホッ、畏が断ち切れたよ！！」
「ガ…」
切られたリクオはその場に片膝をつく
「畏を断ち切る…畏をやぶると言ってもいい。
畏をやぶるには…気合いや気迫のたぐいでしかなかった自らの畏を具現化し技として昇華させることだ」
畏を具現化し、技として昇華………
「畏を以て畏をやぶる…
これが妖怪の歴史の必然で生み出された対妖怪用の戦闘術…
これを………この里では"
「…じじいがやってたのは…それかよ…妖の…次の段階…」
震えているリクオは、グッ、と拳を握ると顔を上げてイタクに頼み込んだ
それを、自分に教えてくれと
「"死んで本望"ぐらいの気合いじゃねぇの時間の合間に見てもやらねぇぜ」
「弱ぇままなら死んでんのと変わりゃあしねぇ。
死ぬ気でおぼえてオレたちは京都に行く！」
「ふん………
ここは戦闘好きの集まり……実践あるのみだぜ！！」
なんか、丸く納まったらしい
良かった良かった
リクオの心意気が気に入ったとかいう淡島と雨造が自分の畏を見せてやろう！と言い出す
リクオは切られてることに今気づき、なんか痛いとか言い始めるし、私はリクオは人気者だなぁなんてのほほんとしているとイタクがこっちを見た
「おい、姉」
「姉呼び。………なに？」
イタクが私に話しかけたことで、リクオとわちゃわちゃしてた淡島たちも私をみた
リクオもしかり
「さっきの発言からして、お前は畏の発動も出来ねぇのか？」
「…多分？発動したことがない」
「お前それでよくやってこれたな」
「姉貴はそれなくともやってける化け物だから仕方ねぇよイタク」
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(名前)ことみ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます！ぬら孫の転生のものを探していてこの作品に出会い更新が来るたびにすごくたのしみにしてます！！これからも作品楽しみにしてます！！ (2020年1月4日 20時) (
レス) id: eb62bdd2ac (このIDを非表示/違反報告)
キカ - 明けましておめでとうございます！今年も楽しく読まさせていただいてます！次が楽しみです！更新頑張ってくださいね！お体に気をつけてください。応援しています！ (2020年1月2日 1時) (レス) id: 2047e5dc6b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ムクロさん» ムクロ様、コメントありがとうございます！気に入って頂けて光栄です。これこらもよろしくお願いします！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - コメ失礼します！むっちゃ面白い！凄ェ！ 面白すぎて1から一気読みしてここまできましたwこれからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年11月29日 19時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 神威さん» 神威様、コメントありがとうございます！いやいや、文才なんかありませんからマジで…でも気に入って頂けたのなら嬉しいです！ぜひこれからも愛読よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年11月29日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年11月14日 23時
