+++++ ページ41
.
「それにきっとA様も一緒に来てくださいます!
リクオ様よりあの方はずっとお強いお方ですし、A様は仲間をを傷つけられるのを何よりも嫌うお方ですから」
「仲間?
奴良くんのお姉ちゃんの仲間こっちにおるん?」
「違うわよ、あなたのことよ陰陽師娘!」
「は!?なんでうちが仲間なっとるん!?」
「A様は器の大きすぎるお方ですから。
A様の大事な人達の大事な人は、己の大事な人。
A様はリクオ様の大事な友人である貴女がここにいるのなら、簡単に命をかけるお人よ」
ゆらは、思わず言葉を失った
そして思い出すのは、初めてあったあの日のこと
初対面で、いきなり怒られた日だ
「へぇ、そらまた面白そうな子やな。
ぬらちゃんの孫娘なぁ」
「それになんせ、A様はリクオ様が尊敬する人No.1に長年鎮座しておられたぬらりひょん様下したお方ですから!!」
「……なんやねんそれ」
「A様が素晴らしいお方ということです!」
「………なるほどねぇ。
そういう奴らなら来る際に伝えなあかんな。
封印のこと」
秀元はそう言ってカーテンを開けた
そこから見えるのは、いつもの光景には程遠い汚い京都
「ゆらちゃん見えるやろ。
あれは、京に巣食う怨念の積柱。京妖怪の力の源泉や。
何も知らずに踏み入ったら足元すくわれるしな…」
彼らの元に奴良組が既に京都にいるという知らせが入るのもう少ししたあとだ
(はぁぁ!リクオ様とA様の話したらテンション上がってきました!)
(はぁ!?何やねんお前!!)
(リクオ様もA様も戦うお姿はもうそれはそれは凛々しくて…!)
(やかましいわ!!)
(なによお二人に命救われてるくせに!)
(うぐっ)
(え?そうなん?)
(ええ!玉章のとき貴女A様が居なかったらあのままグサリ、ね!)
(黙れ妖怪滅したる!!)
270人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
(名前)ことみ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます!ぬら孫の転生のものを探していてこの作品に出会い更新が来るたびにすごくたのしみにしてます!!これからも作品楽しみにしてます!! (2020年1月4日 20時) (レス) id: eb62bdd2ac (このIDを非表示/違反報告)
キカ - 明けましておめでとうございます!今年も楽しく読まさせていただいてます!次が楽しみです!更新頑張ってくださいね!お体に気をつけてください。応援しています! (2020年1月2日 1時) (レス) id: 2047e5dc6b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ムクロさん» ムクロ様、コメントありがとうございます!気に入って頂けて光栄です。これこらもよろしくお願いします! (2019年12月4日 23時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - コメ失礼します!むっちゃ面白い!凄ェ! 面白すぎて1から一気読みしてここまできましたwこれからも更新頑張ってください!応援してます! (2019年11月29日 19時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 神威さん» 神威様、コメントありがとうございます!いやいや、文才なんかありませんからマジで…でも気に入って頂けたのなら嬉しいです!ぜひこれからも愛読よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年11月29日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:江 | 作成日時:2019年11月14日 23時