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「おー、よぉ久しぶりだな。こいつらは遠野のモンだ。
ちょっくらじじいにアイサツしてくっから面倒見てやってくんな」
「あれが…遠野妖怪？」
「！…お二人は京都に行くんですか！？」
「あぁ。盃交わした奴は…支度してくれ」
私も支度しなきゃなー、なんて考えていると一番近くの障子がガラリと開いた
「リクオ…帰ってきたのか…」
「……おう」
「こっちへ来い。話がある。Aは鯉伴待ってな」
「へ？」
そう言って、おじいちゃんは中に入っていきリクオも中へ入ってしまった
ぽつんと残された私は呆然とする
とりあえず、妖怪化を解いて人間の姿に戻った
「本当、おかえりなさいA様……」
「んな泣きそうな顔しないでよ首無」
「心配で心配で…何度鯉伴様を縛りあげたか」
「なんかそれもう私関係なくね？」
ハハっと笑い合えば、やっとここへ帰ってきたんだという気がした
「って、淡島、黒、その変な喧嘩やめろって」
「「A様/A！！」」
「あれ！？なんで人間なってんだ！
つか聞けよ！このスケベがな！！」
「誰がスケベだ！！
A様！私はそんなのではありませんから！！」
「知ってるよ、黒」
「A様……！」
「黒はスケベじゃなくてむっつりスケベだ」
「まじか！！そっちだったか！！」
「違いますゥゥゥ！！！！
A様違いますからァァ！！」
やっぱり黒田坊弄るの面白いわ
そうやって笑ってれば、イタクや土彦たちも集まってきて私は彼らと会話を楽しんでいると…
「A！！」
「あ、お父さ────」
「よく帰ってきたな、さすが俺の愛娘だ！！」
「ブヘッッッ」
「あー！このフワッフワの髪！
そう！これだよコレ！！俺が求めてたの！！」
笑顔を浮かべ相変わらず色気剥き出しで私を抱きしめてきた
お陰様で貴方の色気ムンムンの胸板に顔面ぶつけたよ
しかもなんか頭をワッシャワッシャと犬か！！と言いたくなるほどかき混ぜられる
「可愛いなぁ、A」
「……なんか数日会わないだけで過保護暴走してね？？」
「いや別に通常運転だぜ？」
「いや嘘つけ！！」
「よいしょ」
そんな間抜けな掛け声で振りかざしてきたのはドス
私は瞬時に妖怪化して鏡花水月で避ける
「おー、いいじゃねぇの。俺のとそっくりだ」
「いきなり再会した娘に刀振りかざす鬼畜な親がいたもんだな」
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(名前)ことみ(プロフ) - いつも、楽しく読ませてもらってます！ぬら孫の転生のものを探していてこの作品に出会い更新が来るたびにすごくたのしみにしてます！！これからも作品楽しみにしてます！！ (2020年1月4日 20時) (
レス) id: eb62bdd2ac (このIDを非表示/違反報告)
キカ - 明けましておめでとうございます！今年も楽しく読まさせていただいてます！次が楽しみです！更新頑張ってくださいね！お体に気をつけてください。応援しています！ (2020年1月2日 1時) (レス) id: 2047e5dc6b (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - ムクロさん» ムクロ様、コメントありがとうございます！気に入って頂けて光栄です。これこらもよろしくお願いします！ (2019年12月4日 23時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
ムクロ(プロフ) - コメ失礼します！むっちゃ面白い！凄ェ！ 面白すぎて1から一気読みしてここまできましたwこれからも更新頑張ってください！応援してます！ (2019年11月29日 19時) (レス) id: 1f680d1d0e (このIDを非表示/違反報告)
江(プロフ) - 神威さん» 神威様、コメントありがとうございます！いやいや、文才なんかありませんからマジで…でも気に入って頂けたのなら嬉しいです！ぜひこれからも愛読よろしくお願いしますm(_ _)m (2019年11月29日 16時) (レス) id: 9e3e8858ee (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：江
| 作成日時：2019年11月14日 23時
